14日にスペイン・スーペルコパのファーストレグが行われた。リーグ王者のバルセロナとカップ覇者のレアル・マドリー、新シーズン最初のクラシコの顔合わせは、2−2のドローに終わり、決着は17日のセカンドレグに持ち越されることになった。

マドリーはバルサのお株を奪うようなパスサッカーで主導権を握り、ゴールこそならなかったがベンゼマが躍動。13分にはエジルのゴールで先制する。しかし、バルサは36分にビジャの鮮やかなシュートがゴール右隅に決まり、45分にはそれまでいいところのなかったメッシが決めて逆転に成功。ハーフタイムのマドリーは、悪いところはなかったのになぜリードされたのだろうと首をかしげたに違いない。しかし、54分にはシャビ・アロンソがミドルシュートを決めて追いつく。
その後、両チーム1回ずつ、ペナルティを主張する場面があったが、認められなかった。


なお、レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督は試合後の記者会見を欠席。アシスタントコーチのアイトール・カランカによれば、「昨季を踏襲した」とのこと。

昨季は、モウリーニョが審判批判でUEFAから5試合のベンチ入り禁止処分を受けた4月から、カランカが記者会見を担当していた。