マンチェスター・シティの主将カルロス・テベスが再び、クラブを離れたいとの気持ちを明らかにした。

現在、アルゼンチンで開催されているコパ・アメリカ出場のため帰国しているテベスだが、4日の晩にクラブに対して、娘2人と一緒にいたいという気持ちを伝えたと、英メディアが報じている。

「とても残念だが、僕はマンチェスター・シティにクラブを出たいという気持ちを伝えなければならなかった。クラブのことはとてもリスペクトしている。サポーターのこともマンスール・オーナーのことも。だけど、この12カ月の間、家族のことで僕がどれだけ難しい状況にあったかも理解して欲しいんだ。子どもたちなしでマンチェスターに住むことは大変だった。僕がやっていることはすべて、カティとフロレンシアのためなんだ。もっと一緒にいる時間を作るためにもそばにいたい」とテベスは語った。

昨年12月にも、娘たちのそばにいたいからとシティ退団を希望したテベスだが、その時はロベルト・マンチーニ監督とシェイク・マンスール・オーナーの説得に思いとどまった経緯がある。

「マンチェスター・シティの主将として、チャンピオンズリーグ出場を決め、FAカップに優勝し、リーグ得点王になれたことはとても誇らしい。ピッチで僕がチームのためにすべてを捧げたことをシティのファンの多くはわかってくれると思う。イングランドのチャンピオンになり、チャンピオンズリーグに進むという野望を実現するために、僕が自分なりの役割を果たしたと思いたい。シティの選手たちとスタッフがこれからも素晴らしい成功を収めることは間違いない」

なお、シティは同日、アーセナルから左サイドバックのガエル・クリシーを獲得したことを発表したが、テベスに関しては何のコメントも出していない。