7日、“親分”の愛称でプロ野球界のご意見番的存在だった大沢啓二さんが、胆のうがんのため、78歳で亡くなった。

当日夜、日本テレビ「NEWS ZERO」では、楽天の新監督候補に挙がっている星野仙一氏が大沢さんについて、以下のようにコメントを寄せたのだった。

「一言でいえば、もの凄い義理人情に厚いといいますかね、鶴岡監督のもとで育ったもんですから、そういう教育をされていまして。それをずっと貫いた人。私が監督時代にトレードをしたことがあるんですけど、とにかく国益じゃないんですが、チーム益。プロ野球界の利益になる、win-winの関係のトレードをして貰ったことがあるんですけど。長い間、監督やりましたよね。長い間、監督やられた人は、プロ野球界のことを本当に考えてまして、勉強もしてました。表面のことばかり、皆さん、勇ましいとかありましたけど、本当に浪花節的な日本人が失ったものもずっと持ち続けた人ですね」