ローマMFシモーネ・ペッロッタが18日、記者会見でチームの状態や売却に揺れるクラブについて語った。

「グループは常にまとまっていた。今は冗談が飛び交っているのも普通だよ。リーグ戦までまだあるからね。去年よりもローマが良くなった? トーニやトネット、モッタといった非常に重要な選手たちがいなくなった。でも、これまでうまくやってきた選手たちも新たに加わっている。シンプリシオはうまくやってくれるだろうし、アドリアーノはゴールを決めてくれる。僕らは良いグループだし、選手層も厚くなった」

「ロゼッラ・センシ(会長)は落ち着かせてくれたよ。僕らは彼女たちに感謝するばかりだ。彼らがこのクラブのためにやってきたことを忘れてはいけない。僕がこのユニフォームを着た6年間、センシ・ファミリーは常にトップチームにしてくれたんだ。インテルのような戦艦と戦ってきたけど、もう少しイタリア王者というところまでいった。問題はあっても、センシ・ファミリーはチームを保ってくれたんだ。僕が加入する前にはスクデットも獲得している。感謝する以外にないよ」

「目標? 改善することさ。悪くなることは決して考えていない。去年と同じことをするのは大変だろう。新シーズンでは良いスタートが切れることを願っている。あらゆるコンペティションで勝ち残ることを目指そう。ローマはほかのビッグクラブと同じスタートになるんだ。インテルはまだほかを上回っている。指揮官が変わったけど、(ラファエル・)ベニテス監督は素晴らしい指揮官だ。でも、インテルのすぐ後ろに僕らがいるんだよ」