「ナポリとパレルモは合意に至った。ただ、まだ選手のサインが足りない。彼は今、ウルグアイにいるからだ」

パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長が15日、イタリア『ラジオ・キス・キス・ナポリ』のインタビューで、FWエディンソン・カバーニのナポリ移籍で合意に至ったことを認めた。

「カバーニが加われば、ナポリはかなり高いところを目指せるだろう。彼らは今、選手の代理人とサラリーに関して交渉しているところだ。(ナポリのアウレリオ・)デ・ラウレンティス会長は監督からカバーニの獲得を促されたんだと思う。彼は素晴らしい選手で、普通とは違うタイプのストライカーだからだ。中盤やサイドバックすらこなせる。ピッチのどこでもプレーできるんだ。だから、ナポリにとって非常に貴重な戦力となるだろう」

「直接のライバルを強化してしまうのは残念だが、カバーニにパレルモへ残るつもりはまったくなかった。いくつか好ましくないことがあったからだ。だから、彼には売却すると約束していたんだよ。そしてそれを叶えたということだ」

なお、ドイツのカイザースラウテルンは公式サイト上で、ナポリからFWエルウィン・ホッファーをレンタル移籍で獲得したと発表した。また、ナポリはFWヘルマン・デニスがウディネーゼへ完全移籍させることになった。移籍金は約400万ユーロ(約4億5000万円)と見られる。デニスは2シーズンで63試合出場13ゴールという記録を残してナポリを去ることになった。