オランダは6日、南アフリカ・ワールドカップ準決勝でウルグアイを3−2と下し、決勝の舞台へと駒を進めた。2点目を挙げたMFヴェスレイ・スナイデルは、喜びでじっとしていられないようだ。

「信じられないよ。今夜は本当にファイトしなければいけなかった。難しい試合だったよ。でも、僕らは勝つことができた。自分たちがファイナルに進んだなんて、信じられない。僕らは優勝する準備ができている。すべてに対して準備できているよ」

「僕がファイナルに慣れている? もちろんさ。でも、クラブでやるのとは違う。この目標は何にも勝るんだ。自分たちのベストを尽くすようにしよう。もっともっとやれるようにね。これだけ(優勝に)近づいたんだ。プッシュしていかなければいけない。今、祝うことを考えてはいけないんだ」

また、マルク・ファン・マルヴァイク監督も満足感を表している。

「我々は理性的にスタートし、後半に目を覚まして、それからうまくいった。4点目を決めなければいけなかったけどね。これは新たな歴史だよ。ようやくここに来たんだ。信じられないよ。我々はこれだけ小さな国なのに、ここまでやることができたんだからね」

一方、敗れたウルグアイのオスカル・タバレス監督は、「胸を張って去ろう。負けたくなかった。我々は悲しんでいる。しかし、我々はかなり遠いところまで来たんだ。オランダの2点目はオフサイドだと思ったから、残念だけどね」と話している。