ワールドカップ日本代表の決勝トーナメント進出に対し、世界の通信社はどのように報じたのだろう?

 中国網(チャイナネット)日本語版によれば、ロイター通信は「日本チームは今日、新しい歴史を刻んだ。自国開催以外のワールドカップにおいて初めて決勝トーナメント進出を果たした」と報じた。

 続けて、「日本チームの今日のゲーム運びは見事なもので、デンマークの攻撃に堅い守備で向かうと同時に、スピードのあるパスで相手チームを手こずらせた。本田圭佑選手と遠藤保仁選手のフリーキックは実に見事で、一人が勝利への扉を開き、もう一人が勝利を確定させた。二人とも、まさに日本チームの「功臣」と呼ぶにふさわしい」とした。

 また、フランスのAFP通信は「本田圭佑選手と遠藤保仁選手のゴールは人々を興奮の渦に巻き込んだ。日本チームはそのチームワークによって3−1でデンマークに勝利、決勝トーナメントへの切符を手にした。これは、日本のサッカー史上、自国開催以外のワールドカップにおける初の快挙となる」と報じた。

 また、「両者とも一歩も譲らない状態が続いていた空気を変えたのが、本田圭佑のフリーキックゴール。また、遠藤保仁の二点目ゴールも本田と同工異曲のナイスゴールだった」と評価し、日本チームの優れたMF2名は、そのゴールによって世界中にチームの実力を知らしめたと報じた。(編集担当:米原裕子)



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