インテルは5日、セリエA第15節でユヴェントスと対戦し、1−2でビッグマッチを落としている。GKジュリオ・セーザルは試合後、次のように落胆を表した。

「(負けても)首位のままでいるということがなぐさめになるか? いや、こういう試合は常に勝ちたいと願うものだ。ただ、ジョゼ・モウリーニョ監督は正しいよ。僕らは文句を言ってはいけない。首位にいるんだからね。チャンピオンズリーグのルビン・カザン戦(8日)のことを考えよう。失点? 1点目はチームメートの足に当たってしまった。こうなると、より難しくなるものだ」

一方で、J・セーザルは「少し特別なことがあって、彼らに有利な形で試合が決まることになった。僕らに対する明確なPKが2つあったはずだ。でも主審は笛を吹かなかった。だから、文句を言うことはない」と、判定に対する不満をうかがわせている。

また、キャプテンを務めるMFハビエル・サネッティは、「とてもバランスのとれた試合だった。(ユーヴェMFクラウディオ・)マルキージオが素晴らしいゴールで決勝点を奪い、勝負を決めたね。ただ、両チームの間に大きな差はなかった。リーグ戦の行方はまだ決まっていない。最後まで拮抗した戦いになるだろう。ミランも争いのなかにいるしね」と述べ、前を向かなければいけないと話した。