日本IBMは21日、同社の協力のもと基幹業務用のERPシステム「SMILE BS」をOSKが開発し、11月17日より販売・出荷開始すると発表した。価格は840,000円(税込)から。
本製品は、OSKならびに日本IBM両社の、全国のビジネス・パートナー経由で販売する。

ERPシステム「SMILE BS」DB2対応版、システム構築におけるその柔軟な特徴とは?



「SMILE BS」DB2対応版は、従業員数が100名から1000名程度までの規模の企業に対応。中小企業ユーザーの経営管理と経営戦略の実行を幅広く支援する。「SMILE BS」の豊富な機能とIBMのデータベース・ソフトウェア製品「IBM DB2」の特徴を組み合わせにより、成長を続ける中堅・中小企業に必要な柔軟かつ拡張性を持つ基幹業務システムの構築を実現するのが本製品の狙いだ。

「IBM DB2」は、レプリケーション、ワークロード管理などの基本機能のほか、きめ細かいレベルのデータアクセス制限などのセキュリティを実現できる、高機能データベース・ソフトウェアだ。また、大量データ処理における高いパフォーマンスと高速アクセス、小規模のPCユーザーから数千以上の大規模ユーザーをもカバーできる高い柔軟性を持つ。

EPRシステム「SMILE BS」DB2対応版は、Microsoft Windows Server 2003、Microsoft Windows Server 2008(いずれも日本語版)のプラットフォームに対応。小規模なパイロットシステムから開始、段階的に拡張することも可能、成長に合わせたシステム・プランが実現できる。

本製品の価格はいずれも LAN 2クライアント版で、「販売」(1,365,000円から)、「会計」(840,000円から)、「人事給与」(1,260,000円から)となっている。

ERPシステム「SMILE BS」DB2対応版は、複雑な企業システム環境の中で、幅広い中堅・中小企業の顧客向け基幹業務システム構築にどこまで柔軟に対応できるだろうか。

(編集部:T.0tsu)