試合後の小川は「納得いかない」と一言。田村と対戦は実現するのか?

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2月16日(土)、有明コロシアムにて、アントニオ猪木率いる、IGFプロレスリング『GENOME3 猪木Memorial65』が行われた。

今大会では、全8試合に加え、20日に65歳の誕生日を迎える猪木のメモリアルイベントも開催。会場には、かつてのライバル、スタン・ハンセンにドリー・ファンクJr、更には亀田史郎までもがお祝いに駆けつけ、亀田父にはブーイングが飛び交う場面もあったが、集まった6139人の注目を集めた。

そのメインイベントでは、ハッスルのエースからIGFの顔となった小川直也と、来月5日に『戦極』のリングで吉田秀彦との対戦が決まっているジョシュ・バーネットが激突。試合は、序盤から“柔道vsキャッチレスリング”の名に相応しいグラウンドの攻防が繰り広げられるも、開始5分を目前に、ジョシュのフロントネックチャンスリーから腕ひしぎ十字固めでアッサリと試合終了のゴングが鳴らされた。

しかし、ギブアップを認めない小川がこの裁定に激怒。急遽、猪木が立会人を務める中で、再試合が行われることになった。

再試合になっても勢いそのままにジャーマン、バックドロップを繰り出し、小川を追い詰めるジョシュ。それでもジョシュのフロントチョークに、小川がSTOで遂に反撃、最後はSTOボンバーで逆転の3カウントを奪い、暴走王の面目を保った。

また、試合後には予期せぬサプライズが勃発。テレビ解説を務めていた田村潔司が、猪木に花束を贈ろうとリングに上がるや、なんと小川が田村を挑発したのだ。これを受け流そうとした田村だったが、小川は逃がさず、次回、4月12日のIGF大阪府立体育館大会での対戦を迫った。

田村と言えば、先の新格闘技イベントDREAMの発足会見に姿を見せたばかり。急転直下のIGF小川戦が浮上し、囲み取材では、「(小川戦の)可能性はゼロ」としながらも「Uスタイルがアピールできるなら」と条件をつけた。

■全試合結果は下記の通り

再試合
小川直也 vs ジョシュ・バーネット
○[5分13秒/STOボンバー→片エビ固め]○

第8試合 シングルマッチ>
小川直也 vs ジョシュ・バーネット
×[4分48秒/腕ひしぎ十字固め]○

第7試合 シングルマッチ
人喰い義生 vs モンターニャ・シウバ
○[3分21秒/フロントスリーパー]×

第6試合 シングルマッチ
ブッカーT vs TAJIRI
○[12分21秒/片エビ固め]×

第5試合 シングルマッチ
トムコ vs アレクサンダー大塚
○[3分34秒/アームロック]×

第4試合 シングルマッチ
ダニー・イグアス vs 安田忠夫
○[1分20秒/TKO]×

第3試合 シングルマッチ
エリック・パーソン vs タカ・クノウ
○[7分23秒/エビ固め]×

・第2試合 シングルマッチ
小原道由 vs 澤田敦士
○[4分48秒/TKO]×

・第1試合 シングルマッチ
大久保一樹 vs 浜中和宏
○[5分21秒/逆片エビ固め]×