大会連覇を果たした浅田真央(中央)、2位の安藤美姫(左)、3位の中野友加里

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 フィギュアスケートの全日本選手権最終日は28日、女子フリーを行い、浅田真央が合計205・33点で大会連覇を果たした。世界女王の安藤美姫はフリー1位の演技を見せたが、合計204・18点でわずかに及ばず2位。3位は合計184・31点で中野友加里。

 浅田真央は序盤のトリプルアクセルを失敗。「6分間練習ではうまくいったんですが、アクセルの前になるとビビッてしまいました」と振り返った。その後は失敗を引きずることなく、ほぼ完璧な演技でまとめ、演技終了時点でも断トツの首位をキープした。最終滑走の安藤は、会心の演技でフリー1位に立った。合計得点では浅田真央にわずかに及ばなかったが、「やっと自分らしく滑れてよかった」と笑顔を見せた。

 3位の中野は、ショートプログラム(SP)4位から逆転。序盤にトリプルアクセルを跳び、勢いに乗った。演技後には感極まって涙。合計得点でSP3位の村主章枝を捕らえ、逆転に成功した。

 浅田真央、安藤、中野の上位3人は、08年3月にスウェーデンで行われる世界選手権に出場する。

 女子の上位10人は以下の通り。

<女子総合順位>
1.浅田真央  205・33
2.安藤美姫  204・18
3.中野友加里 184・31
4.村主章枝  161・79
5.鈴木明子  159・93
6.武田奈也  157・97
7.太田由希奈 142・96
8.石川翔子  142・57
9.澤田亜紀  138・91
10.西野友毬  137・51

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