アドレスバーにパスが表示された状態

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今開いているウィンドウが、何のフォルダをオープンしたものかわからなくなったことはないだろうか。
また、メールに添付するファイルがパソコン内のどこにあるかのか知りたいとき、あなたはどうしている?

通常、Windows XPではアドレスバーに現在の場所を示すパスが表示される。ところが、設定をいじっているうちに現在開いているフォルダ名しか表示されなくなったり、アドレスバーが非表示なったりして、ファイルの場所がわからなくなったという経験はないだろうか?

このようなときに役立つ、アドレスバーの"パスの表示/非表示"の仕方や、アドレスバーの非表示のときでもウィンドウのタイトルバーにパスを表示させる方法を紹介しよう。

■知っ得 No.0017 ファイルのパスを表示して現在のディレクトリを確認する

パソコンの中にあるデータはフォルダに格納して管理できるが、フォルダの中に子フォルダをつくるなどして階層化した場合でも、データをしまってあるパス(場所)は通常はアドレスバーに表示される設定になっている(Windows XPの場合)。

このパスを非表示にしたい、または非表示になってしまったので再表示させたい場合、このパスの表示をウィンドウのタイトルバーに表示させる方法は知っておくとなにかと便利だ。

●パスの見方
アドレスバーの表示が以下の場合、開いているウィンドウの中身が入っている場所は、「C」ドライブの中の「Documents and Settings」の中にある「PC-1」というフォルダの中の「My Documents」というフォルダのさらにその中にある「My Pictures」の中の「鳥」というフォルダの中身を開いていることを示している。階層が深くなるほどフォルダの中へ中へと進んでいくわけだ。日本語版のWindows XPでは、階層を「\」マークで区切って表示される。一番右に表示されている「\」マーク以降の部分が現在開いているフォルダ名というわけだ。

画面1「C:\Documents and Settings\PC-1\My Documents\My Pictures\鳥」の部分が、ファイルのパスとなる
画面1「C:\Documents and Settings\PC-1\My Documents\My Pictures\鳥」の部分が、ファイルのパスとなる

●アドレスバーでのパス表示の設定
アドレスバーでのパスの表示/非表示の設定を行うには、ウィンドウのメニューから[ツール]→[フォルダオプション]を選択する。表示された[フォルダオプション]の[表示]タブから以下の項目のチェックのオン/オフで、アドレスバーにパスを表示するかしないかを設定する。

画面2[アドレスバーにファイルのパス名を表示する]の項目のチェックを入れるとアドレスバーにパスが表示される状態になる画面3 アドレスバーにパスが表示された状態
画面2[アドレスバーにファイルのパス名を表示する]の項目のチェックを入れるとアドレスバーにパスが表示される状態になる画面3 アドレスバーにパスが表示された状態

●タイトルバーでのパス表示の設定
タイトルバーにパスを表示させる設定も同様に[フォルダオプション]で行う。ウィンドウのメニューから[ツール]→[フォルダオプション]を選択する。表示された[フォルダオプション]の[表示]タブから以下の項目のチェックのオン/オフでアドレスバーにパスを表示するかしないかを設定する。

画面4[タイトルバーにファイルのパス名を表示する]の項目のチェックを入れるとアドレスバーにパスが表示される状態になる画面5 タイトルバーにパスが表示された状態
画面4[タイトルバーにファイルのパス名を表示する]の項目のチェックを入れるとアドレスバーにパスが表示される状態になる画面5 タイトルバーにパスが表示された状態

なお、アドレスバー、タイトルバーともにパスを表示しない設定にした場合は、現在開いているフォルダのウィンドウの名前のみが表示される。

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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
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