神木を誇りに思ってると語るリュック・ベッソン監督

写真拡大 (全9枚)

「レオン」「フィフス・エレメント」のリュック・ベッソン監督の最新作「アーサーとミニモイの不思議な国」が、2007年9月にロードショーとなる。この映画は、少年アーサーが、体長2mmのミニモイ族の世界に入り込むという、実写と3Dアニメーションが融合したファンタジー・アドベンチャー作品だ。
その完成披露試写会が、6月12日東京の丸の内ピカデリー2で行われ、リュック・ベッソン監督と日本語吹き替え版でアーサー役を演じた神木隆之介が登壇した。

リュック・ベッソン監督は、「この映画は、10歳以上の方にはお見せできないはず(笑)。でも、10歳以上の方はご自身が10歳だった頃の気持ちを思い出して見て欲しい。完成までには6年の歳月を費やしたが、それは僕のせいではなくCGを作るチームの仕事が遅くて…(笑)。アニメーションの世界で、一方にディズニーの作品があるとすれば、逆の側に宮崎駿の作品がある。僕自身はその真ん中。でもちょっと宮崎駿作品側かな。自分自身も宮崎作品の大ファンなので、日本の方にこの作品を楽しんでいただきたい。」

神木隆之介は、「映画の中で、実写のアーサー君が3Dアニメのキャラクターに変わるところが、始めて見てビックリした。アフレコでは、英語と日本語の速さの違いが難しかった。」

神木の登場でリュック・ベッソン監督は、「神木はアーサーのことをよく理解していて、そのパフォーマンスは素晴らしく誇りに思っている。」と語った。

最後に、父の日にちなんで黄色いバラの花束を神木がリュック・ベッソン監督に贈り完成披露試写会は終わった。

この映画のキャラクターボイスには、マドンナ、デイヴィッド・ボウイ、スヌープ・ドッグなど、豪華アーティストが名前を連ねている。リュック・ベッソン監督が描くファンタジー・アドベンチャーを映画館で楽しんで欲しい。

監 督:リュック・ベッソン
脚 本:リュック・ベッソン&セリーヌ・ガルシア
出 演:フレディ・ハイモア、ミア・ファロー
声の出演:マドンナ、デイヴィッド・ボウイ、スヌープ・ドッグ、ロバート・デ・ニーロ、アレン・ホイスト、チャズ・パルミンテリ
日本語訳の声の出演:神木隆之介、戸田恵梨香、えなりかずき、トシ(タカアンドトシ)、タカ(タカアンドトシ)
配 給:アスミック・エース
公式サイト:http://www.arthur-movie.jp/
2007年9月、全国拡大ロードショー