【ファンキー通信 ライフハック編】部屋の照明を変えれば頭が良くなるの??

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 あー、賢くなりたい。頭がよくなりたい。いいアイデアがたくさんひらめく人になりたい。と、思いながらネットサーフィンをしていたところ、ちょっと興味深い本を発見。その名も「頭がよくなる照明術」(結城未来:著)だって。なんと、部屋の照明を少し変えるだけで、頭がよくなるというのだ。

 マンガなどで、登場人物が何か良いアイデアをひらめいたとき、「電球がピカッ」て光ったりする描写がありますよね。あの描写は実はあながち間違えではなくて、脳をコントロールしているのは光の指令らしい。ということは生活の中の照明にこだわることで、脳が活発に動くようになるというのだ。なんて魅力的。さっそく光を意識した1日を過ごしてみた。

 まずは朝、目覚めは日光がよく当たる場所で目覚め、照明術の本を参考に間接照明を部屋に取り付けることにした。僕の部屋は天井の蛍光灯が部屋全体を照らす直接照明だったのだが、ものを考えるときは間接照明のほうが良いらしい。人間は明るい空間の中では緊張し、クリエイティブ脳になってくれないのだそうだ。

 例えば、映画館が暗いのは観客を映画に集中させるためで、もし映画館が明るかったら気が散ってしまい映画に集中できないとのこと。なるほど、それはよく分かる。そこで、スタンドの光(間接照明)を部屋にいくつか取り付けることに。うーん、いつもの部屋が少し違って見える。おすすめなのは、天井を照らす照明。自分の家の天井が広くなった気がするからやってみて!

 さて、間接照明によって変化した我が家でさっそくアイデアを練ったところ、確かに効果があるような気もする。普段は仕事に入る(集中する)までに時間がかかって、ネットをしたり、ぼんやりしている間に時間が過ぎていくのだが、すぐに仕事に取り掛かることができた。浮かんでくるアイディアも心なしかいつもより面白い気がする。

 でもこれは照明だけが原因なのでしょうか? おそらく「普段と違うことをやってみる」という変化で頭が活発に働くようになったのではないかと。ただ、間接照明によって落ち着くことは間違いありません。これで、部屋の壁とか物とかもステキなものに変わればもっと落ち着くのに、と思いました。しかしそれは予算がかかりそう。間接照明の下で一生懸命アイデアを練って働いて、仕事で成果をあげてお金をたくさんもらえるようになったら部屋の内装を変えよう、と野望を抱く筆者であった。(梅田カズヒコ/verb)

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『頭がよくなる照明術』 -livedoor ブックス