【ファンキー通信】幸せがお金で買えることが証明された!?

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 あっし、無一文のホームレスになったことがあるんす。あのときは辛かったわ〜。冬だったし、住む家もないし、まるで気分はマッチ売りの少女のようでございました。結局、お金がないと夢も希望もへったくれもなくて、生活していくためにはお金が必要だって身に染みたんす。今回は幸せはお金で買えるのか、がテーマです。え? そんな野暮なこと聞くなって? まあ、そう言わずに・・・。

 このほど、大阪大学の筒井義郎教授が行った研究によると、「ある程度の幸せはお金で買える」ということが判明したのだという。また、収入が増えていくにつれて「ぼかぁ幸せだなぁ〜」という実感もUPすることもわかったんだそう。確かに、白米にめざし一匹(とまあ、こんなことは最近では少なくなってきましたけど)で幸せかと言われると、ちょっと厳しいですよね?

 しかし、その幸福度がお金に比例するのは、どうやら世帯所得1500万円付近までで、それ以上は所得が上がっても幸福度はあまりあがらない結果も・・・。どうやら所得が1500万円を超えると、徐々に幸せに対する価値観が「お金」から別のものに移動してしまうんだとか。別のものとは一体ナンなんでしょうね。あたしはまだまだ、お金がガッポガッポ欲しいですけど。

 そもそも、日本におけるお金持ちとは、どんな基準によるもので、どのような生活を送っているのでしょうかね? 『日本のお金持ち研究』(日本経済新聞社)によりますと、日本のお金持ちの多くは東京に住んでいて(やっぱり青山あたりですかね?)、一般の人より貯蓄率が高く(まあ当たり前といえば当たり前ですが・・・)、一部のお金持ちは、百億円以上の資産を持つ人もいるそうです。うーん、やっぱりうらやましい。

 でも、幸せの定義というものは人によって様々だよね? おぼろげながら考えてみると、買いたいものが買えたり、やりたいことができたりと、何かをしたいと思ったときの可能性を選べるくらいのお金は確保できることが幸せなのかな、と思ったりします。前出の筒井教授によると「他人の生活基準が気にならない」人のほうが、幸せ! と思えるそうですよ。はい、隣の芝生は青い。わかってます。でも、ついつい隣が気になって覗いてしまうんですよね。さしあたり、お金と幸福度が比例する年収1500万円に到達するまでは、ぶつくさ言わずに働いてみることにしましょうか。(押木真弓/verb)

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