世間の目が再びV.Iへ。“ミルク姫”の麻薬コネクションはどこまで広がるか

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韓国大手牛乳メーカー「南陽(ナミャン)乳業」の創業者の孫娘ファン・ハナ氏と、クラブ「バーニングサン」が麻薬でつながっているとの状況が発覚し、世間の目が再び事件の火付け役だったV.Iへと向けられている。

警察との癒着、性接待あっせん、横領、不法動画流布などの容疑で17回に及ぶ警察の調査を受けたV.I。

彼はほとんどの容疑を否定したが、すでにかなりの証拠と供述を確保した警察はV.Iに対する拘束令状を申請するなど、身柄の確保に乗り出す予定だ。

ようやくV.Iをめぐる捜査が一段落したようにも見えたが、5月4日に放送された時事番組『それが知りたい』(SBS)の「ファン・ハナとバーニングサン 〜VIPの密かな私生活〜」編では、バーニングサン事件に再びスポットライトが当てられた。

この日の放送によると、バーニングサンで暴行事件が起きた当日、某コスメメーカーのイベントも行われていたという。ところが、その席に参加した30代の女優A氏が麻薬使用が疑われる行動を見せていたというのが、目撃者の証言だ。

放送後は、同コスメメーカーの広告モデルを務めた数多くの女優たちに疑いの目が向けられたのはもちろん、このコスメメーカーの系列社の共同代表を務めていたのがV.Iだった事実が明らかになり、波紋が広がっている。

ファン・ハナ氏と共に麻薬を投薬したり、供給者として名前が挙がった人物もバーニングサンの関係者であり、ファン・ハナと女子大生が麻薬投薬事件を起こした2015年当時、麻薬供給者として名前が挙がったDJオ氏は、V.Iが運営するクラブ「モンキーミュージアム」のDJとして働いており、V.Iのサポートでテレビ出演までしているとのことだ。

ファン・ハナから始まった麻薬コネクションはJYJユチョンをはじめ、V.Iと親交があるDJオ氏、有名な麻薬供給者であるバーニングサンの関係者とイ・ムンホ代表にまで及んでいる。

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『それが知りたい』を通じて新しく提起された疑惑について、警察は捜査の拡大を検討中とのことだ。

V.Iを中心に新たな疑惑が続々と浮上する中、V.Iの拘束可否とバーニングサン事件の捜査がはたしてどのように進んでいくか、注目が集まる。