検挙の理由は「着方」 僧衣騒動で県警が初の回答

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 僧衣を着て運転していた福井県の僧侶が反則切符を切られたことに各地で僧侶が反発している騒動を受け、福井県警が取り締まりの理由を明かした。

 お坊さんの伝統的な衣装、僧衣。檀家回りなどが立て込む日は僧衣のまま長時間、運転することも少なくないという。では、なぜ去年9月、僧衣で運転していた福井県の40代の男性僧侶は反則切符を切られたのか。取り締まった福井県警は、僧衣が一律に違反になるわけではなく、問題だったのは着方だったと説明する。男性僧侶は当時、くるぶし辺りまで長さのある白衣、その上に袖丈が約30センチある僧衣を着ていたという。問題の一つが白衣のすそ幅が狭く両足の太ももやひざなどが密着していた点だ。また、僧衣の両袖の丈が垂れ下がっていて、レバーなどに引っ掛かる可能性もあり、車の操作に支障がある服装での運転を禁止する福井県のルールを適用。男性僧侶に反則金を求めたという。一方、男性僧侶が所属する宗派は…。

 男性僧侶が所属する浄土真宗本願寺派:「法令の順守が大切なことは認識しているが、僧侶の服装を理由に反則処理をされたことは受け入れ難い。弊派全体に及ぶ大きな問題として慎重に検討したい」

 また、男性僧侶が反則金の支払いに応じるかどうかは本人に任せていて、裁判に発展した場合は支援していきたいとしている。