開幕前の重傷でロシアW杯落選…チェンバレン、当時を振り返る

写真拡大

リバプールに所属するイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンが、自身が重傷により出場することができなかったロシア・ワールドカップ(W杯)について語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

ロシアW杯欧州予選でも代表メンバーに招集され、本大会への出場も有力視されていたチェンバレン。しかし、今年4月に右ヒザのじん帯を損傷したことでロシアW杯への出場が叶わなかった。今シーズン中での復帰も危ぶまれている。

チェンバレン不在で本大会を迎えたイングランド代表は、開幕前の下馬評を覆す躍進を披露。準々決勝ではスウェーデン代表を2-0で下し、1990年以来となるベスト4入りを果たした。

ロシアのピッチに立つことができなかったチェンバレンは、現状について語り、ロシアW杯当時の心境を明かした。

「とても重いケガだったよ。ただ、それはいつでも誰にでも起こりえることなんだ。決して簡単に乗り越えられるものではないことだよ」

「ただ、僕は前進している。ポジティブなままでいるようにも務めているんだ。僕はそういう性格でもあるし、それが最も良い方法だと思うんだ。良いスピリットで確実に前進しているよ」

「(ロシア・ワールドカップについて)その場にいることができなかったことが、たやすいものだったと言えば嘘になる。僕には実際プレーするチャンスがあった訳だからね。ただ、それと同時にイングランドファンになっていたよ」

「代表選手たちが躍動するところを見て驚いていたよ。家でとても興奮したんだ。W杯は難しいものだからね。皆が戦っている姿を見てとても嬉しくなったよ」