(左から)藤元明、永山祐子 Photo: Yosuke Owashi, Styling: Ikuko Tanizaki, Hair&make up: Takae Kamikawa (mod's hair), Space: B&C HALL, Tennoz

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 東京の街を舞台にしたデザイン&アートフェスティバル「デザイナート(DESIGNART)」が今年も開催される。今回から「デザイナート・トーキョー(DESIGNART TOKYO)」に名称を変更。その年の顔である「DESIGNART Feature」にはアーティストの藤元明と建築家の永山祐子を起用し、初の大型コラボレーションを展開する。会期は10月19日から28日までの10日間。
 「デザイナート・トーキョー」は、表参道や外苑前、原宿、渋谷、代官山など東京の街の各所に出展作家の作品を展示し、世界中の人々が意義のある交流ができる環境作りおよび日本を中心としたクリエイティブ産業の活性化を目指すデザインとアートの祭典。初開催となった昨年は72会場に参加クリエイター&ブランド約200組が参加し、7日間で約4万2,500人を動員した。
 今年は会期を3日間延長するとともに、会場数を100カ所以上に規模を拡大。メインコンテンツの一つとなる藤元明と永山祐子によるコラボレーションでは、デザイナート・トーキョーのグランドコンセプト「Emotions〜感動の入り口〜」に沿ったインスタレーションを行うという。また、若手支援プログラム「UNDER-30」を始動。ジャンルを問わず30歳以下のデザイナーやアーティスト、キュレーターを募り、作品発表の場を提供する。
 パートナーカントリーには外交関係樹立150周年のスウェーデンを迎え、スウェーデン大使館をはじめとする様々な会場で家具やアートを発表。また、ワールド北青山ビルではスウェーデンデザインプロジェクト「Swedish Design Moves Tokyo 2018」の一環として「Young Swedish Design 2018」を開催し、若手気鋭デザイナーの作品を展示する。
 来場者数は7万人になる見込み。出展者エントリーの受付を開始しており、4月30日まで受け付けている。