2018年1月24日、アメリカ軍・436治安部隊で軍用犬として勤めていたシェパード・RICOの「ラストコール」がドーバー空軍基地で行われました。

ラストコールとは、退職する軍人とのお別れの儀式のことで、同じことを今回は軍用犬のRICOに行いました。

2年間、訓練士と暮らし闘病

RICOは、犬の変性性脊髄症と闘っていました。

変性性脊髄症とは後ろ足から麻痺が始まり、前足、呼吸器へと麻痺が広がる原因不明の病気。シェパードやウェルシュコーギーに多く、発症から2〜3年で死に至ってしまうそうです。

最後の2年間は、訓練士のJason Spangenbergさんの自宅で暮らしていました。

軍用犬として実績を積む

RICOはアフガニスタンにおいて100以上の戦闘ミッションで100ポンド以上の爆発物を発見し、功績が認められたこともありました。

訓練士のSpangenbergさんは、海外メディアに次のように語ります。

RICOと私の絆は特別なものだった。パートナーとしての始まりでしたが、やがて家族になりました。

私や周囲の人たちの安全を守るため、RICOにも頼りました。

アフガニスタンでの任務では、ビーフジャーキーを30分で平らげてしまったこともあったという思い出も語っています。

悲しみに暮れる関係者

RICOは訓練士に抱えられてラストコールを終えた後、動物病院に移動し、苦しみのない世界へと旅立ちました。

RICOにアメリカの国旗を掛け、周囲の人々は涙をこらえきれないでいます。

▼取材した現地メディア編集長の投稿

マサチューセッツ警察も、哀悼の意を投稿しました。

436治安部隊のRICOにお悔やみを申し上げます。4本脚の英雄であり愛国者でした。

RICOとの思い出とお別れの日について、米軍のブログにも投稿されています。

彼らがどれだけ軍用犬を家族同然に愛しているかが伝わる内容です。