カズは大空翼!? プロ33年目の生きる伝説に海外紙も敬意「地位は永遠に終わることはない」
2月26日で51歳 マルカ紙がカズのサッカー人生を特集
J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良は、2月26日に51歳を迎える。
プロ33年目のシーズンを控えるなか、その偉業についてスペイン紙「マルカ」が大々的に紹介している。
マルカ紙は公式ツイッターで「2018年にプロサッカー選手として33年目……! 現在50歳、彼の人生を深く知る。カズことカズヨシ・ミウラの歴史を知ろう」と投稿。メッセージに添付された画像がまたユニークだ。カズの写真が徐々にスペインでも人気のサッカー漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼に変わっていくという少々不可思議なものだった。
特集されている記事でも、カズの偉業は余すことなく伝えられている。1986年にサントスに所属したが、ブラジルの名手ペレ、ロビーニョ、ネイマールらがプレーした名門クラブで存在感を放ったことを称えている。
またイタリアのジェノア、クロアチアのディナモ・ザグレブ、オーストラリアのシドニーFCなど各国クラブを渡り歩いたこと、日本代表では89試合55得点と釜本邦茂氏に次ぐゴール数をマークしたことも紹介。一方で、1998年フランス・ワールドカップ(W杯)では岡田武史監督(当時)率いるメンバーから外れたこと、そして2012年のタイでのフットサルW杯に出場を果たしたことなど、波乱万丈のキャリアについても触れている。
最後には「ミウラの地位は永遠に終わることはない」と、今なおプロサッカー選手としての矜持を保っていることを評価している。51歳を迎える今もなお走り続けるレジェンドには、サッカー強国からも熱い注目を集めている。
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images