18日、テレビ朝日「報道ステーション」では、昨年、巨人から戦力外通告を受け、現在も所属チームが決まっていない村田修一のインタビューを放送した。

「自分の中でもしっかり15年プロ野球で野球をやってきたっていう自信もありますし、本当にケガしたり成績がダメで落ちてって辞めるんだったら納得できると思うんですけど、なかなかそういう状況ではない」

現在もオファーを待ち、トレーニングを続ける村田は番組のカメラにこう語ると、「自ら売り込みをかけているのか？」という質問には、「色んな方に自分の手の届く範囲でお願いはしているんですけど、年齢も今年38になりますしプロ野球界の流れというか（若手）育成という流れにのまれてはいますけど」と明かした。

それでも「同級生だったり応援して下さっている方たちには『まだできるだろう』っていわれるんで野球を続けたいと思いますし、そういう意味では条件うんぬんじゃないと思いますし、ユニフォームを着させて頂ければそれだけで光栄」という村田は、「好きだけで野球を一回やってみようかなと」、「家族のために次に進みたい」とも――。

その上でインタビューの最後に、寺川俊平アナウンサーから今年をどのような年にしたいかと訊かれると、現役続行に強くこだわる37歳は「10年後にあの一年があったから今の俺があると思えるような一年にしたい」と意気込んだ。