野菜のつまみは「巻き」でいこう!
『巻く』
丸くする、輪を描くように囲むのような意味があります。
業界用語で急ぐの意味もあったりして。
ウッチャンナンチャンの『笑う犬の冒険』という番組のキャラクター「大嵐幸太郎」が、決め台詞(?)で言っていましたよね! 「巻いていこー!」って(懐)
テレビ局の人って本当にそんなこと言ってるのか……?
料理の巻くもさまざま! のり巻きに肉巻き、春巻きにだし巻き!
そして2018年におすすめしたいのが、ズバリ!野菜の何か巻き!!(ズバッてない)
「巻く」っていうステップを加えるだけで、ぐっと気がきいてるビジュアルになるのは、なんででしょう?
ほめられるつまみとして、新年の家飲みにうってつけだと思うんです。
まずご提案したいのは、
おしゃれの代表、セロリを生ハムで巻いた
「生ハムドレスドセロリ」
ただ野菜を何かで巻くだけで、ワンランクアップして見えるから不思議。
続いて、貝割れ菜とサーモンを、大胆にも大根で巻いた
男子もときめく「大根のサーモンくるくる」!
ライスペーパーでかにかまと豆苗を巻いた
女子が大好き(偏見)「豆苗とかにかまの生春巻き」!
さつまいもをベーコンで巻き、カマンベールチーズをのせて蒸し焼きした
甘じょっぱが意外と酒飲みに好評(笑)な
「とろけるカマンベールさつま」!
ね、やっぱり巻くって不思議。…と、雑な感じでまとめさせていただきます。
こんな簡単なことで褒められるなら、今年はなんでも巻いて生きていこうと思うのでした。
料理/市瀬悦子 撮影/鈴木泰介 文/編集部・小林
(『オレンジページ』2018年1月17日号特別付録「野菜ひとつでおつまみ」より)