Image: Hadrian/Shutterstock.com

全員のトップ3に入ったのは、アイツ。

2017年のテック業界を振り返ると、やはり印象的だったのは「スマートスピーカー」の成長ではないでしょうか? Google HomeとAmazon Echoが日本に上陸し、国内ではLINE、はるか海の向こうではApple(アップル)が突如参入しました。またスマホ界では、Galaxy S8やiPhone Xをはじめとするベゼルレス化や進み、ゲーム界ではNintendo Switchの話題で持ちきりだったようにも思います。

果たしてギズモードの中の人は、2017年に印象に残ったガジェットをどう振り返ったのでしょう? 2017年のベストガジェットをどうぞ!

小暮ひさのり(ライター)

【1位】iPhone X

【2位】Google Home

【3位】Amazon Echo

【4位】ili

【5位】Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)

【6位】HTC U11

【7位】Surface Laptop

【8位】Apple Watch Series 3

【9位】aibo

【10位】ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン

1位はやっぱり、ガジェットとしての所持欲を満たしてくれたiPhone X。発売日に買えるかどうか、本当にスリリングな予約合戦を抜けられたときの感動も合わさって、僕の中では間違いなく今年のベストガジェットです。

全体的に見ると、去年に引き続きガジェット界においてはインターフェース・インプット方式の進化を感じられますね。2017年は人が扱うインターフェースの最適化。いや、現状最適ではないかもしれないけど、前進が見られる1年でした。iPhone XのFace ID、Goole HomeやAmazon Echoといったスマートスピーカーの音声操作、握るという行動に意味をもたせたHTC U11、Nintendo SwitchのJoy-Con、現代の翻訳こんにゃくili(イリー)。どれもとてもユニークな体験だと思います。

さぁて、僕らはどこまで手足を動かさずに生きられるんでしょうかね。教えて、アレクサ。

武者良太(ライター)

【1位】ソニー α7R III

【2位】GoPro HERO6 Black

【3位】ソニー RX10M4

【4位】パイオニア XDP-30R

【5位】日産 リーフ

【6位】ニコン D850

【7位】オーディオテクニカ ATH-WS660BT

【8位】DJI Spark

【9位】BOSE SoundSport Free wireless headphones

【10位】ソニー NW-A45

今年はデジカメの当たり年な気がしてしちゃって。特にソニー。F3からのニコン派ですが、Eマウントに行こうかどうかでマジ悩みます。その“カメラ”という範疇にはアクションカムやドローンも入ります。iPhone Xのスナップ&近接撮影能力は素晴らしいものがありましたが、ゆえにスマートフォンでは撮影できない(しにくい)領域のモノを捉えるために、パートナーとするカメラがあると日々が楽しくなりますよ。色鮮やかになりますよ。

ということで1位はα7R III。別途レビュー記事もしたためますが、8K画素級ではじめて、手軽に持ち歩けるモデルじゃないですかねコレ。2位は、電子手ぶれ補正の精度にやられて買ってしまいましたラブ。サードパーティ製のネックマウント使っての両手ぶらり撮影めちゃ楽しい。来年はYouTubeでVlogあげたるんだ僕。3位は1インチで600mmF4望遠番長。サーキットに持ち込んでみましたが、レーシングカーの流し撮りがキマりまくり。4位はいま一番お買い得なハイレゾプレーヤー。2万円台なのにゴリっとした鳴らし方に鳥肌です。そして5位にEV。ガジェットじゃない? いいや。コイツの自動駐車機能ハンパないですよ。いつのまに未来、きたんだ感すげー。

塚本直樹(ライター)

【1位】Nintendo Switch

【2位】iPhone X

【3位】DJI Spark

【4位】ソニー RX10 M4

【5位】Galaxy Note8

【6位】Anker PowerCore+ 26800 PD

【7位】Apple Watch Series 3

【8位】MacBook Pro

【9位】DJI Mavic Pro Platinum

【10位】iMac Pro

実は、一人暮らしを始めてから長いこと家庭用ゲームってやってなかったんですよね。だって、PlayStationでもWiiでもテレビが必要でしょ? ほら、うちにはテレビがないし…。という常識を完全に打ち破ってくれたのがNintendo Switch。日本国内では地獄のような品薄だったようですが、噂通り、僕が住んでいるドイツではAmazonのカートに入れれば数日で配達完了。あっけないものでした。Switchにはテレビや液晶ディスプレイへ接続するドックも付属しているのですが、速攻で捨てて、ベッドでゴロゴロしながらマリオカートのスコアをあげています。

iPhone Xは、もう僕があれこれいうまでもないですね。個人的に一番満足しているのが有機ELディスプレイの品質。一方Face IDはpros and consな感じで、たしかに手持ちだと快適なんだけど、机においたままだと覗き込まないとロック解除ができなくて、う〜んな感じ。でもこれは、Face IDの赤外線の照射範囲を拡大すればなんとかなると思うので、来年か2019年頃の新型iPhoneで改善を期待したいところです。

DJI Sparkは最高なお手軽ドローンの1台。そもそも日本はキビシー改正航空法の影で、首都圏で200g以上のまともなドローンを許可なしに飛ばすことはほぼ不可能なわけです。となると屋内でドローンを飛ばすシチュエーションが必然的に増えてくるわけですが、まさか屋内でPhantom 4を飛ばすわけにもいかず。そんなとき、小さな本体でキビキビ飛べるSparkの出番ってわけ。あと、飛行時間が短いだけで飛行性能に手抜かりはありませんよ!

西谷茂リチャード(ライター)

【1位】2nd Generation TPU(Tensor Processing Unit)

【2位】iPhone X

【3位】Pixel 2 / Pixel 2 XL

【4位】Google Home

【5位】LG SIGNATURE OLED TV W

【6位】Nintendo Switch

【7位】Apple Watch Series 3

【8位】Atlas, The Next Generation

【9位】Razer Project Valerie

【10位】Eve V

今年の目玉はやはり機械学習! 来年も再来年も目玉になり続けるであろうテックですが、今年の機械学習のチャンピオンはGoogleではないでしょうか。AlphaGoが碁の世界チャンピオン(人間)を倒し、進化版のAlphaZeroでは大幅に短縮された学習時間で同等の能力を発揮。Pixel 2のカメラも同じ技術で強化されていますし、Google HomeなんてまさにAIアシスタントの皮を被った機械学習の塊。そして、これらの強力なバックボーンとなっているのが、Google独自のプロセッサであるTPU(Tensor Processing Unit)。これからは是非Open AIなどと連携し、人類に優しい人工知能を育ててほしいものです。

そして、もうひとつの目玉は有機ELディスプレイじゃないかと思います。有機ELはさまざまな別のトレンドを生み出しました。身近なもので言えばスマホのベゼルレス化と、テレビの超スリム化。あとはHDR規格に準拠したコンテンツの高コントラスト化と、曲げられるディスプレイの量産です。このテックの凄さはLGのフラグシップモデルのテレビ LG SIGNATURE OLED TV Wの圧巻のペラペラさと綺麗さを見たときに実感しました。iPhone XもSamsung生産の有機ELディスプレイを使っている噂です。個人的には、日本産の有機ELディスプレイの活躍が待ち遠しいです。

ここからは単品もののガジェットです。

言わずもがな、凄まじい完成度のNintendo Switch。

eSIM技術で単体の電話を可能にしたスマートウォッチ、Apple Watch Series 3。

ロボットもバク転できるようになったよAtlas, The Next Generation。

3画面ラップトップという技術に物を言わせすぎた、Project Valerie。

世界初のクラウド開発&ファンドのタブレットPC、Eve V。

来年もワクワク <3

山本勇磨(ギズモード・ジャパン 編集部員)

【1位】iPhone X

【2位】ソニー α7R III

【3位】Google Home

【4位】Nintendo Switch

【5位】Bose QuietComfort 35 wireless headphones II

【6位】Insta360 ONE

【7位】ASUS NovaGo(Windows on Snapdragon)

【8位】Anker PowerCore Fusion 5000

【9位】DJI Mavic Pro Platinum

【10位】Oculus GO

私も今年のベストガジェットは文句なしでiPhone X。なにより、ここ10年で確立されたホームボタン操作を、ユーザーに何の使いづらさも感じさせず、スワイプ操作に変えてしまったAppleは半端ないです。

3位はスマートスピーカーからGoogle Home。Amazon EchoやClova WAVEなど、いろんなスマスピが日本で登場した2017年ですが、Google Homeは聞き取りの精度やAIアシスタントの発声の自然さ、製品の美しさはダントツです。

今年はほかにも、駆け出しジャンルのガジェットにときめくことが多く、スマホ用チップで動くPCのASUS NovaGoや、撮影後の“編集”に重きをおいた360度カメラのInsta360 ONE、スマホやPCがいらない独立型VR HMDのOculus GOはまさにそれ。据え置きゲーム機とモバイル機のあいだを突いたNintendo Switchも2017年に登場した新ジャンルですしね。ですが、もはや売れすぎて王道感すらあります。

金本太郎(ギズモード・ジャパン 副編集長)

【1位】Apple Watch Series 3 Cellular

【2位】Galaxy S8

【3位】iPhone X

【4位】Google Home

【5位】Insta 360 ONE

【6位】AMD Ryzen

【7位】日産 リーフ

【8位】Nintendo Switch

【9位】DJI Spark

【10位】Amazon Fire TV Edition

スマートフォンはもうありきたりなガジェットで、シーンの中心になることはないかな…なんて考えていた去年の自分は間違っていました。フルディスプレイ化&ボタンレス化の先駆けとなったGalaxy S8、そして触れなくていい生体認証・Face IDの採用で、よりボタンの必要性を薄めたiPhone X。どちらも私の中でとても盛り上がった1品です。

でも、個人的にベストだと思ったのはApple Watch Series 3 Cellularです。今までのスマートウォッチがあくまでスマホを拡張するためのデバイスだったのに比べて、Series 3 Cellularはスマホの分身となれるはじめてのスマートウォッチじゃないでしょうか。過去にもSIMを内蔵できるスマートウォッチはありましたが、「スマホと同じ回線を使える」というのがポイントですね。

来年に面白くなりそうなのは、ファッションECを変えそうなZOZO Suitと、Windows on SnapdragonのPC。とくに後者は、GPD Pocketみたいな普通じゃないフォルムのPCが増えるんじゃないかという期待もあります。



Image: Hadrian/Shutterstock.com

(ギズモード・ジャパン編集部)