北澤豪氏

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来年6月、ロシアで開催されるW杯に出場する日本代表は、6日、豊田スタジアムでニュージーランド代表との親善試合を行う。アジア最終予選が終わり、本大会まで残り8ヶ月。W杯で勝つためにどのような戦い方を目指すべきなのか、日本テレビ「NEWS ZERO」(5日放送分)では、サッカー解説者・北澤豪氏が持論を展開した。

「ワールドカップで勝つための戦い方を成熟させていかなければいけない」と切り出した北澤氏は、W杯本大会での対戦国が強豪ばかりであることから、「点を取るための守備」がポイントになると訴えた。

自軍での守備を「守るための守備」と表現した北澤氏は、「ここからだとゴールにまでは距離があるので点を取るのが大変になる」と前置きすると、自ら打ち出した「点を取るための守備」を、「相手のゴールに近いエリア。高い位置でボールを奪うことで点を取れる可能性が上がってくる。これが日本が世界で戦うために大事なポイント」と説明した。

また、「運動量、ボールを奪う力、中盤の選手がキーマンになる」と続けた北澤氏は、この戦い方の鍵を握る選手として井手口陽介を選奨。VTRで登場した井手口は、「体格差に関係なくアグレッシブにいって、全部僕のところでボールを奪うくらいの気持ちでやっていければ」と意気込みを語った。