今日(20日)は、北海道から北陸にかけては大気の状態が非常に不安定。午後3時までの1時間に、約4000回の落雷が観測されました。

午後2時から3時までの雷の様子


滝のような雨や強風も

今日(20日)は北海道や東北、北陸付近では大気の状態が非常に不安定で、午後は広い範囲にカミナリ雲がかかりました。気象庁の雷監視システム(LIDEN)の観測データを集計したところ、午後2時から3時の1時間に約4000回以上の落雷が発生しました(海上も含む)。県別にみると、北海道で761回、秋田県で238回、青森県で170回、岩手県で30回、山形県で16回、石川県で6回です。
また、局地的に雨や風が強まっています。北海道空知地方岩見沢市では、午後3時10分までの1時間に50.5ミリの非常に激しい雨が降りましたが、これは9月としては統計開始以来最多です。秋田県横手市では最大瞬間風速28.2メートルを観測しました(午後3時21分)。
夜にかけても、局地的に激しい雷雨になりそうです。道路の冠水や落雷、突風など十分ご注意ください。