チェスターの妻「自殺前の夫の姿を見て」(画像は『Talinda Bennington 2017年8月1日付Twitter「I’d give my life 2 go back 2 this moment.」』のスクリーンショット)

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長い間、世界的な人気バンド「リンキン・パーク」のフロントマンとして大勢の音楽ファンに愛されたチェスター・ベニントン(享年41)。しかしチェスターは今年の夏に突然自殺し、関係者やファン、そして誰よりも妻子を悲しませた。そのショックも冷めやらぬなか、チェスターの妻が自殺の36時間前に撮影したという彼の映像を公開、その意外な様子にファンは改めて衝撃を受けた。

人気ミュージシャンとして数々のヒット曲を世に出しながらも、突然自宅にて自らの命を絶ったチェスター・ベニントン。また41歳だった彼の死に、遺されたメンバー達や妻子らの受けたショックは相当大きなものだったという。そんな中、妻タリンダさんが自殺から約36時間前に撮影されたという映像をTwitterにて公開。そこに映るチェスターはとても楽しそうな表情で、とんでもない味のゼリービーンズを食べて吐き出すなどし、子どもらと無邪気な表情を見せている。その笑顔もとても明るく、彼がその後2日も経たぬうちに自殺したとは今もなお信じがたい。

その映像に、妻はこのような文章を書き添えている。

「彼の死の36時間前、彼の鬱病は私達の目にこのように見えていたのです。彼は私達をとても愛していました。そして私達も彼を深く愛していたのです。」

チェスターは今年、親しかったミュージシャンのクリス・コーネルが春に自殺したことにショックを受けていたというが、家族の前では自殺を考えているようなそぶりは見せていなかったようだ。にもかかわらず、チェスターはクリスの誕生日に当たる7月20日に同じく首を吊って死去。突然父を、そして夫を失った家族の悲しみはまだ癒えそうにない。

This is what depression looked like to us just 36 hrs b4 his death. He loved us SO much & we loved him. #fuckdepression #MakeChesterProud pic.twitter.com/VW44eOER4k- Talinda Bennington (@TalindaB) 2017年9月16日

画像は『Talinda Bennington 2017年8月1日付Twitter「I’d give my life 2 go back 2 this moment.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)