水曜日に行われたレントゲン検査の結果、恐れていたことが明らかとなってしまった。昨日行われたフェンロとのテストマッチで負傷したラシュロ・ベネシュが、中足を骨折していたことが判明しており、これから3ヶ月の離脱を余儀なくされることになるという。

非公開で行われたこの試合の後半64分、特に接触があったわけではなく負傷したベネシュは、治療を受けたものの痛みで顔を歪め、そのままアイシングを施された状態でピッチを後にしていた。そして今回骨折が判明したことにより、うまくいけば年内に復帰できるかもしれないが、しかし前半戦はほぼ絶望的な状況だとはいえる。

「彼のみならず我々、そしてファンにとっても本当に残念なことだ。そして我々はさらに、長期離脱の選手を抱えることになってしまったよ」と、ダーク・ブレムザーACはコメント。すでにグラードバッハではトビアス・シュトローブルが前十字靭帯断裂と半月板の損傷で、イブラヒマ・トラオレが筋束の断裂で、ヴィンセンツォ・グリフォが関節胞の損傷で、そしてトニー・ヤンシュケが筋損傷で、それぞれ離脱中。さらに膝を負傷したヨシプ・ドルミッチと、大腿筋を負傷したママドゥ・ドゥクレは復帰を目指してリハビリを継続しているところだ。

昨夏にスロヴァキア1部MSKジリナから、当時10代で加入したベネシュは、前半戦では下部チームで実戦経験を積むと、昨季後半戦途中から定期的に出場機会を確保した期待の若手。特に終盤10試合のうち8試合(先発3)出場しており、今季はクラマー、そして新加入のザカリアとともにボランチの定位置争いを演じていた矢先だった。