日本に追い風、サウジアラビアがUAEに敗戦《ロシアW杯アジア最終予選》

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ロシアW杯アジア最終予選グループB第9節、UAE代表vsサウジアラビア代表が29日に行われ、2-1でUAEが勝利した。

▽首位の日本代表を1ポイント差で追い、最終節にその日本と対戦する2位サウジラビア(勝ち点16)が、4位UAE(勝ち点10)とのアウェイ戦に臨んだ一戦。

▽一進一退の攻防で立ち上がった中、18分にサウジアラビアがPKを獲得する。ボックス中央でパスを受けたアルアビドが反転しかけたところでモハメド・ファウジに倒された。このPKをアルアビド自らゴール右に決めて先制した。

▽しかし直後の21分、右クロスを受けたマブフートが見事なトラップからゴール左にシュートを流し込んですかさずUAEが同点とした。

▽ハーフタイムにかけてはサウジアラビアが攻勢に出たが、勝ち越しゴールを奪うには至らず前半を1-1で終えた。

▽迎えた後半、UAEが勝ち越しに成功する。60分、ボックス手前左からA・ハリルが強烈なミドルシュートを突き刺した。

▽追いかけるサウジアラビは焦りから自陣に引くUAEを攻めあぐねる展開が続く。結局、チャンスを作れずに1-2のまま敗戦した。

▽この結果、日本は仮にオーストラリアに敗れても最終戦でサウジアラビアに引き分ければW杯出場となる。