本田がパチューカのTV放映権に興味 現地メディア「日本市場向けに権利を購入予定」
日本で試合を放送するテレビ媒体が間もなく発表される予定
日本代表FW本田圭佑がメキシコの名門パチューカへ移籍し、日本で一気に注目が上がっている。
それに伴い、日本での試合放映権が人気銘柄になっているという。メキシコメディア「メディオ・ティエンポ」が報じている。
本田はリーガMX(メキシコリーグ)開幕戦となったプーマスUNAM戦、負傷を抱えるなど自身のコンディションが整っていなかったため、スタジアム観戦となった
しかし、その一挙手一投足に集まる注目度の高さはメキシコ側も想像以上だったようで、記事では「ホンダの経歴は、彼の母国での権威であり、彼自身も彼の試合を放送する権利を購入しようとしている。ホンダは日本市場向けにパチューカの放映権利を購入する予定だ」と本田自身がテレビ放映権に興味を示していることを記している。
ヘスス・マルティネス会長から、日本で試合を放送するテレビ媒体が間もなく発表されるとの予定で、同メディアは以下のように伝えている。
会長も感心「これは“ホンダの狂気”」
「日本のテレビ局、5〜6台のテレビメディア、インターネットを含めて8〜10のプレスと、50名以上の日本人がいた。これは“ホンダの狂気”だ。試合中継の権利は『FOX SPORTS』が持っているが、直接的なオファーがある」
マルティネス会長は米スポーツ専門テレビ局「ESPN」メキシコ版の取材に対し、「同じ選手に対してビジネス契約を結びたいとの声は150以上の企業にも及ぶ。ケイスケによって動くビジネスを想像してほしい」とビジネス面での影響の大きさも口にしている。
メキシコデビューは8月以降になると言われている本田だが、パチューカの名を世界的に知らしめるにあたって“最高の選手”となっているようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images