シリア南部ダルアー市で、反体制派支配地域への空爆で立ち上る煙(2017年6月14日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】内戦が続くシリアで17日、政府軍が南部ダルアー(Daraa)市で48時間の停戦を宣言した。政府軍側の司令官が声明で、停戦は現地時間の17日正午(日本時間同日午後6時)に発効したと発表した。現地における和解に向けた取り組みを支持するものだという。ダルアーでは数日前まで政府軍と反体制派が激しく交戦しており、停戦後の状況は予断を許さない状況だ。

 ダルアー県はシリア国内に残った反体制派の最後の要衝の一つ。その県都であるダルアー市は、60%近くを反体制派が掌握している。

 バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領の政権を支えるロシアとイラン、反体制派を支援するトルコは先月、戦闘拡大に歯止めをかける目的で「ディエスカレーション・ゾーン(安全地帯)」を設けることで合意し、ダルアー市も対象地域に含まれていた。しかし、ここ数週間は市内や周辺で激しい軍事衝突が続き、民間人も戦闘や爆撃に巻き込まれている。
【翻訳編集】AFPBB News