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「インジニウム」ガソリン・エンジンの製造開始 3つのポイント

・ジャガーおよびランドローバーの車両への搭載は今夏予定
・製造開始により、EMCのマイルストーン第1段階が完了
・EMCにおいて、1400名の技術職の新規雇用を創出を実現

2.0ℓ4気筒がF-タイプに搭載されるのは2018年

エンジン・マニュファクチャリング・センター(以下、EMC)は、過去10年間に英国で新設された自動車製造設備のなかで最も高い評価を受けている。

EMCでは、従来の超低排出ガスの2.0ℓ4気筒「インジニウム」ディーゼル・エンジン(150ps/163ps/240ps)に加え、2.0ℓ4気筒「インジニウム」ガソリン・エンジンを新たに製造する。

300psを発揮する2.0ℓ「インジニウム」ガソリン・エンジンは、F-タイプの2018年モデルに搭載予定という。

EMC、どんなひとが働いている?

EMCで働く1400名のうち、80%以上がウルバーハンプトン工場から約16km以内に住んでいる。

従業員のなかには、前職がバスの運転手や看護師、美容セラピスト、鍵師だった者も含まれており、12万5000時間を超えるトレーニングを受けている。

また、EMCは50名を超える実習生や卒業生も受け入れており、全員がジャガー・ランドローバーのエンジンの設計、製造のサポートを目的とするビスポーク・パワートレイン開発プログラムに参加している。