ロシアの人気ランジェリーショップチェーンが主催するランジェリーフォトコンテストで、男性をモデルにした写真が1位になってしまい、後に優勝を取り消されるという珍事があった。

コンテストの応募要項には、「女性がモデルであること」とは明記されていなかった。

彼女に乗せられ冗談で応募

図らずも優勝してしまったのは、ロシア・ユジノサハリンクス市に住む21才の男性アンドレイ Nagornyさん。

フォトコンテストのことをインターネットで最初に知ったのは、アンドレイさんがつき合っているガールフレンドだった。彼女は、長髪で線の細い体つきをしているアンドレイさんに「応募してみれば」と勧めた。

乗り気になったアンドレイさんは、彼女と協力して準備を開始。撮影は知り合いのプロカメラマンに依頼し、2人でお洒落な女性用下着を選び、化粧とヘアメイクは彼女が担当した。

そして、写真をオンラインで送って応募した。もちろん冗談だった、とアンドレイさんは言う。友だちが大笑いしてくれるのを期待していたそう。

AndreyNagorny/Instagram

1位の正式発表が

ところが、事は2人が予想しなかった方向に進んだ。なんとアンドレイさんが1位に。「ミス・アボカド」というタイトルまで授与された。(なぜアボカドかは不明)

後日、優勝者をモデルにしたグラビア撮影が予定されていたが、その時になって初めて、彼が男性であることが発覚。優勝は取り消された。

AndreyNagorny/Instagram

主催者は顧客の反応を懸念

コンテストを主催したランジェリーショップの経営者は、応募要項に「女性であること」とは記されていないのを認めている。

いっときはアンドレイさんが優勝者のままでいいと思ったようだが、「男性を1位に選んだことを、店の女性客がどう受け取るか分からないので取り消すことにした」と語っている。

優勝取消しについて、ネット上では「性差別だ」という声が上がっているが、アンドレイさん本人は「最初から入賞する気などなかったから、全然気にしていない」と平気な顔だ。

ちなみに下の写真は普段の彼。(一緒に写っているのが彼女らしい)アーティスティックな写真のモデルになることがよくあり、中性的な化粧をしたり、女性的な衣装を身につけたりすることには慣れているようだ。