人気のそうめん「揖保乃糸」の製造工場が火災で全焼し、戸惑いが広がっている。

火災で「そうめん工場」が全焼

兵庫県たつの市のそうめん工場「義則聡製麺所」で16日午後に火災が発生した。

工場と隣接する民家、約300平方メートルを全焼したが、出火当時は無人だったため怪我人はなかったそう。

同工場は兵庫県手延素麺協同組合に所属しており、人気のそうめん「揖保乃糸」などを製造していた。

国際味覚コンクールで5年連続3ツ星

同工場のある播州地区は古くから「そうめん」の生産地として有名で、1418年の古文書にも「サウメン(そうめん)」の記述があったとか。

中でも「揖保乃糸」は、良質な小麦と清流、赤穗の塩を原料に、熟練した職人が伝統製法で作り上げる逸品として大人気。

味に優れた飲食品に送られる「iTQi国際優秀味覚コンテスト」で、2012年から5年連続で3ツ星を受賞している。

ネット上に「どう夏を乗り切れば」と戸惑う声

そんな人気そうめんを製造する工場全焼のニュースを受けて、ネット上には「揖保乃糸が店頭から消えるのだろうか」「大好きだからめっちゃ困る」「そうめんの神なのに…」「どうやって夏を乗り越えればいい」「買っておけばよかった」など戸惑う声が続々。

中には「買い占めないと」「ピザポテトの次は揖保乃糸が高額転売か…」という声も見られた。

組合に440の製麺所が加盟、支障なし

火災の影響で「揖保乃糸」が食べられなくなるのだろうか?

神戸新聞によると、「揖保乃糸」は兵庫県手延素麺協同組合が所有する商標で、同組合には約440の製麺所が加盟。

他の製麺所から例年通り出荷が見込まれるので、生産に支障はないという。

「食べて応援」という声が続々

ひとまず揖保乃糸が食べられなくなるわけではないことが分かり、ネット上には「分散体制で良かった」と安堵する投稿と共に、こんな声が。

「食べて応援したい」という声が続々と寄せられている。