18日の天気予報。

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低気圧が急速に発達しながら日本海を進んでいる影響で、北海道から九州の広い範囲で風が強まっています。秋田県八峰町八森で明け方に最大瞬間風速34.2メートルを観測したほか、山形県や高知県でも未明に最大瞬間風速30メートル超の風が吹きました。このあと、東日本では昼前にかけて、北日本では今夜にかけて、海上を中心に非常に強い風が吹き、陸上でも瞬間的には30メートルから35メートルの風が吹く見込みです。特に、低気圧に近い北日本では、きょういっぱい、暴風や、沿岸では高波に警戒してください。

また、西日本ではきのうから大雨となっていて、高知県では24時間降水量が300ミリを超えているところもあります。西日本では雨のピークは過ぎたものの、引き続き土砂災害や河川の増水にご注意ください。そして、きょうは暖かく湿った空気の流れ込みやすい東・北日本の太平洋側を中心に雨となります。東日本では朝にかけて、北日本では今夜にかけて、激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨となるおそれもあります。風と相まって大荒れの天気となり、交通機関の乱れも予想されますので、最新の情報を確認しておでかけください。

(気象予報士・染井 明希子)