現在、全国のアニメイトで行われているキャンペーンが「プレゼントは嬉しいけど恥ずかしすぎる!」と話題になっている。これまでもオタクと称される男性ファンは、プレゼントや商品を手に入れるためにさまざまな困難を乗り越えてきたとのことなので、今回のキャンペーンと共に過去の過酷なキャンペーンも紹介していこう。

出典画像:アニメイト公式サイトより

 

オタクの味方「アニメイト」がオタクを試す!? お母さんを連れてこい!

アニメイトは、1月20日〜2月12日にかけて「ファンタジア大賞受賞4作品発売記念フェア」を実施。対象商品を1点購入すると、書き下ろしショートストーリーの入った小冊子が貰える。しかし、この条件がなんと「レジにてお母さんと一緒にお買い上げ頂いたお客様」とのこと。これには、「オタク趣味であること自体を隠しているのに、母親とアニメイトなんていけるわけないじゃねえか!」「この世でもっとも難しい条件だな」「僕のお母さん(70歳)でもいいのかな?」と大反響が起こっている。

 

ただ、この企画には救済処置もあり、まずひとつ目は「お母さんは自己申告頂ければ問題ございません」ということ。「彼女をお母さんって言い張ればいいだけじゃんか! 彼女いないけど」「なんだ、女友達に頼めば余裕だな、女友達いないけど」「店内にいるオタク女子にお母さん役になって貰えば恋も芽生えてワンチャンあるで!」といった声が上がっている。もうひとつは「お母さんを連れて1点購入」ではなく、「普通に3点購入する」という力技でも特典が貰えるというもの。とても損な気もするがこちらが無難なのかも?

 

過去にオタクが苦戦したキャンペーンは?

実は過去にも、アニメファンの男性が涙した企画があちらこちらで行われていた。まず軽いもので言うと、ファミリーマートで初音ミクの顔をイメージした中華まん「はちゅねミク肉まん」が発売されたときのこと。中華まんはカウンターにあるため、店員に向かって「はちゅねミク肉まん下さい!」と言う必要があり、かなり恥ずかしい思いをする人が多かったとか。

 

また、2015年のバレンタインデーにはこちらもアニメイトで恥ずかしい企画が行われていたようだ。その内容は、レジで「こころぴょんぴょん」というと、アニメ「ご注文はうさぎですか?」の特典つきバレンタインチョコが貰えるというもの。

 

そして最大級にアニメファン男性を苦しめたのが、アニメ「ハピネスチャージプリキュア!」の企画。全国のおもちゃ売り場で合言葉である「ハピネスちゅうにゅう」と店員に言うとカードが貰えるというものだ。まわりがアニメファンだらけで店員もアニメ趣味に理解のあるアニメイトで合言葉をいうならともかく、小さな子どもに交じってデパートのおもちゃ売り場の店員に「ハピネスちゅうにゅう」と唱えるのは、かなり勇気が必要だったようだ。