トレンドだけど…彼はうんざりしてるかも?やりがちメイク3選

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毎日自分では当たり前だと思っているそのメイクも、実は男性目線だと“それ無いよね……”と思われているってことも結構あるもの。せっかく頑張ってメイクしても、逆にマイナスな印象を与えているとしたらとても残念ですよね。

そこで今回は、プロのヘアメイクとして年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、男性には不評なメイク3選をご紹介します。

■目を閉じたときのくっきり太めアイライン

アイメイクばっちりのアナタ、“目を閉じたときの顔”まで仕上がりを確認していますか? 目ヂカラを出そうとアイラインを太く引くのはよいけれど、目を閉じたときにまぶた全体が黒いラインで覆われているととても恐い印象に。

アイラインを目頭から目尻まで全体に引くときには、必ずアイシャドーでグラデーションを作り、自然に目のキワが黒に深まっていくように作ることが大切です。そうすることで、目を開けているときと閉じたときの不自然な違いが無くなります。

■主張しすぎる“太眉”

まだまだブームが続いている“太眉”。小顔効果もあるからといって、やたらに太くはっきり描いていませんか? 眉テンプレートなどのお手軽眉アイテムもあるけれど、人それぞれ顔立ちやバランスが違うので“似合う太さ”や“似合う濃さ”も人それぞれ。ブームだからといって強く描きすぎると、眉だけとってつけたような印象になってしまいます。

あくまで女性らしい優しい印象を残すには、アイブロー用のリキッドライナーで1本1本丁寧に描き足し、眉頭は綿棒でノーズシャドーに向かってぼかし自然に眉毛が生えているように仕上げましょう。

■能面のようなベース作り

彼との至近距離に耐えられない……と、必死に毛穴を隠していませんか? フェイスラインまでしっかりカバーをしすぎると顔だけ白浮きし、かつ素肌感のない“能面”のような仕上がりになってしまいます。それこそが、男性目線から見て“厚塗り”な萎えるメイクポイント!

どんな男性でも“透明感”は好感度が高いもの。毛穴やくすみが気になる方は、お顔の正面の部分にのみスポンジでファンデーションを置くように丁寧に塗り、横顔からフェイスラインにかけては薄く伸ばす程度で自然に仕上げましょう。そうすることで、きちんとカバーしながらも素肌感を残すことができます。

いかがでしたか? メイクは他人目線の“客観性”を意識することが大切。当たり前という思い込みを見直して、ぜひ明日からのメイクの参考にしてみてくださいね。

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※ Kseniia Perminova / shutterstock

【筆者略歴】

古賀真知子

メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」