正月明けは「たまご粥」でほっこり。コツ2つで料亭級に!

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 シンプル料理こそ、おいしく。

 年末からのごちそう続き…。正月太りの不安とともに胃腸、疲れていませんか? そんな時、妙に恋しくなるのが、シンプルな「お粥」。七草粥も良いですが、もっと身近な「たまご粥」はいかがでしょうか?

 しかし、作ってみると意外と難しいメニュー。ベトベト糊のようになってしまう、全体が温泉のように濁ってしまうといった声も聞こえてきます。

 そこで今回は、超カンタン! たった2つのコツをおさえるだけで、料亭で出てくるようなプロ級「たまご粥」の作り方をご紹介します。

◆【コツ1】 沸騰したお湯に米を入れる!

 冷たい水に米を入れて加熱をすると、ダラダラとした温度上昇の間に、米に含まれるデンプンが溶け出し、ベチャベチャドロドロのお粥になってしまいます。米粒本来のハリを保ちながらふっくら感を出すためには、表面のデンプンをパキッと糊化させて、内側からデンプンが流出しにくくするようコーティングすることが重要です。

◆【コツ2】たまご液を注いだら、かき混ぜずに20秒ガマン!

 理想形は、透明感のあるつややかな粥の中に、ふんわりと浮遊するたまごとじ。粥全体が濁ってしまう原因は、注いだたまご液をすぐにかき混ぜてしまうから!

 たまごが固まる温度は、白身が60度、黄身が70度。注いだ直後は温度が低く、そのままかき混ぜてしまうと、卵黄の成分が分散して乳化のような現象が起こり、これが濁りの原因に。そうならないよう、注いで20秒間はじっと我慢をするのが肝心です。

 以上2点を守れば、あとはカンタン。それでは作り方をご紹介します。

【材料(2人分)】

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=642493

米(生)1合
水900ml
たまご2個
鶏ガラスープの素大さじ1
しょうゆ少々

※炊いたごはんで作ることもできますが、おいしく作るなら「生米」がベスト。たった20分で作れてしまいますから、一度チャレンジしてみてください。
※和風にしたい場合は、鶏ガラスープの代わりに、かつおだしやこんぶだしの顆粒(有塩)を使うと良いでしょう。

◆誰でも美味しくできる、たまご粥の作り方

(1)水900mlに鶏がらスープの素を加えて沸騰させる。

(2)研いだお米(無洗米の場合はそのまま)を加え、中火で炊く。最初は鍋底に米粒がくっつきやすいので、ヘラなどで軽く混ぜることが大切。その後も時々かき混ぜながら、フタをせずに19分加熱する。

(3)たまごを割りほぐす。白身と黄身を混ぜすぎないよう、白身の弾力が残っている方がおいしく仕上がる。

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=642495

(4)19分後、たまご液を鍋に円を描くように注ぎ入れ、そのまま20秒いじらずに加熱する。

(5)20秒後、ヘラで全体を軽く混ぜ合わせ、火を止めてフタをして1分蒸らす。

(6)器に盛りつければ完成。好みでしょうゆを垂らすと風味が増す。青ねぎなどを添えても良い。

<TEXT,PHOTO/スギ アカツキ>
【スギ アカツキ】
東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。