プロパーVS転職組! 仕事ができるのはどっち?

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新卒入社からずっとその会社に正社員雇用されている「プロパー社員」。一方で中途採用で入社してきた転職組。キャリアも仕事のやり方もちがう彼らで、仕事ができるのはどちらでしょう? 働く男女に聞いてみました。

Q. プロパー社員と転職組、仕事ができる人が多いのはどっちだとおもいますか?

・転職組……64.5%
・プロパー ……35.45%

転職組みだと回答した人が6割以上も! 果たしてその理由は? 詳しく見ていきましょう。

■プロパー

・「長く在籍している人の方が、社内のことを知っているので使える人が多い。」(29歳/機械・精密機器/技術職)

・「経験がものをいう職場なので、長年勤めている人はすごい。」(22歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「会社の内情に詳しく、人のまわし方にも慣れていると思うから」(26歳/電機/秘書・アシスタント職)

・「仕事ができる人は優遇されるからなかなか転職しないから」(29歳/ソフトウェア/技術職)

長く勤めているからこそ、その会社ならではの実情を知っていたり、人間関係をうまく使って組織を動かす力のある人はいますよね。ここぞというときに頼りになるのも、プロパー社員の強みかもしれません。

■転職組

・「容量が良く、効率的な人が多いかも」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

・「いろんな面で応用が利きそうな気がする」(37歳/医療・福祉/専門職)

・「広い視野で物事を判断できそうだから。」(30歳/その他/その他)

・「ほかの会社を見ているので第三者の目で仕事を見ることができ、発想力が豊だと思うから。」(28歳/ソフトウェア/技術職)

今とはちがう仕事や会社の経験を生かして仕事をしていそうというイメージが、転職組にはありますよね。従来になかった新たな視点を持ち込めるのは転職組ならではとも言えそうです。

■まとめ

今回のアンケート結果では転職組の方が仕事ができそうな人が多いという結果になりました。ただ、ちょっと嫌なことがあったからといって転職を繰り返しているような人は仕事ができるとは言えないでしょうし、ずっと同じ職場でスキルアップもせず、周囲に甘えて過ごしているような人も優秀とは言えません。大切なのは入社のきっかけや社歴より、その人自身の仕事との向き合い方なのかもしれませんね。

マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年6月22日〜6月24日
調査人数:172人(22歳〜39歳の男女)
※画像はイメージです

(フォルサ/錦織寿恵)