イタリアの姿勢に苦言のヴィルモッツ「本当のサッカーをしていない」

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▽13日にユーロ2016・グループE第1節のベルギー代表vsイタリア代表が行われ、0-2でイタリアが勝利した。試合後に、ベルギー代表のマルク・ヴィルモッツ監督がイタリアの姿勢に苦言を呈した。『ESPN』が伝えている。

▽今大会屈指のタレント軍団として優勝候補にも挙げられていたベルギーだが、前半にジャッケリーニのゴールで先制を許すと、試合終了後間際にペッレの一発で試合を決定付けられ、黒星スタートとなった。

▽ヴィルモッツ監督はイタリアの戦い方に不満を露わにし「ソファーにいるようだった」とコメント。失点シーンについては「コミュニケーションのミス」であると認めた。

「イタリアはカウンターサッカーをしてきた。彼らは本当のサッカーをしていなかった。そして、引いて守る相手には難しくなる。彼らはソファーの上にいるようだった。かなりくつろいでいたように思える」

「チーム全体にとって失望といえる結果だろう。最初の30分は全くチャンスを与えなかった。そして、我々はいくつかのチャンスを作った」

「その後、守備のミスがあり、イタリアがゴールした。アルデルヴァイレルトとシマンのコミュニケーションが上手くいかなかった」

「流れを戻すことが難しいことはわかっていた。経験豊富なイタリアに対しては特にだ。後半はいくつか良いプレーを見せたけど、ユベントスで組まれたの守備陣を崩すことは簡単ではなかった」