21日放送の「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)で、TOKIOに、ラーメンのプロが「食べてすぐ『うまい!』って言うのはテレビの中だけ」と直球な発言をする場面があった。

番組では、「世界一うまいラーメンつくれるか」と題した企画の完結編を放送した。TOKIOは同企画で2月、 684日かけてオリジナルのラーメンを完成させた。松岡昌宏が「俺たちの中では、世界一だよね」という自信作だ。

そして今回、「ラーメン界の巨匠」である3人、「せたが屋」店主・前島司氏、「麺や七彩」店主・阪田博昭氏、「饗くろ喜」店主・黒木直人氏にTOKIOが作ったラーメンの試食をしてもらうことになった。

半年前、TOKIOが自信を持って作った「素ラーメン試作1号」は、阪田氏には「『また食いたいな』ぐらいの力があまり感じない」、前田氏には「クセがない。ラーメンとしての魅力が薄い」と厳しい評価を受けていた。

TOKIOは緊張の面持ちで、プロの3人が黙々とラーメンを試食する姿を見守る。すると前島氏が「このラーメン作り始めて、どれぐらい経ちました?」と尋ねてきた。長瀬智也が「2年弱とかですね」と答えると、前島氏は「短すぎますね…うまいっすね」と言ったのだ。TOKIOから安堵の笑みがこぼれる。

しかし、前島氏は厳しい表情で「ただ、僕らはプロじゃないですか? 一口食べただけで、どれだけいい材料を使っているか分かる」「でも普通のお客さんって、そうじゃない」「『たまたまお腹が空いた』とか、『寒い』とか、『気が向いた』とか、何気なくラーメンを食べに来る」と説明する。

さらに、前島氏は「食べてすぐ『うまい』って言うのは、テレビの世界だけじゃないですか?」と直球な発言をしたのだ。普通のお客さんは「うまい」と口に出さない。30年以上、お客さんの様子を見てきた前島氏によると、本当にうまいと思っているお客さんは、うなずいたり、黙々と食べ続けたり、最後には丼を空にしてくれるという。

そこで、TOKIOが作ったとは知らせず、宮城県石巻市の建設現場で催された懇親会、北海道札幌市の病院内の職員食堂、福岡県福岡市の小学校の給食で、ラーメンを提供することとなった。その結果、どこでも、老若男女がTOKIOのラーメンをおいしそうに食べた。

とはいえ、TOKIOのラーメンは松岡によると「原価は600円ちょい」のため、売るとなると「2000円以上」になってしまうという。だからこそ、城島は「本当に町のラーメン屋の皆さん、1000円以下で、ようあの味を出してらっしゃるわ。すごいわ」「日本のラーメン屋さんは世界一だと思う」と、あらためてラーメン店のすごさに気づかされた様子だった。

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