学生の窓口編集部

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1月1日放送、「その目で確認バラエティ!ザ・チョクメンタリー」(テレビ東京)では、東京のコインロッカーについて。

関東には、開かずのコインロッカーが53,000もある。その回収作業に密着した。年末は特に期限超過で放置されたロッカーが多いという。ロッカーを開ける作業に同行すると、コインロッカーからはパンパンのバッグや鶏の置物、女装した男性のエロ本、山程のセクシーDVDなどが出てきた。4ヶ月前の食パンや女性用の下着なども出てきたり、大量の靴下が出てきたり、残高が44,444で終わっている通帳なども登場した。白い粉が入った封筒なども出てきたが、それらはただの洗剤だった。

コインロッカーは有料の場合、ロッカーのサイズによって料金が異なる。時間単位で貸し出している場合が多く、1日単位で利用したり、最短では6時間単位などの区切りを使っているものもある。設定時間を過ぎると延長料金が発生し、超過した時間分のコインを入れなければ荷物の入ったロッカーを開けることはできない。

最近では、携帯電話の番号を鍵がわりに利用して、荷物の受け渡しや郵便小包の受け取りに利用することも可能なコインロッカーが登場してきた。電子マネーを使って決済したり電子マネーを鍵として使うコインロッカーも実用化されており、徐々に増加しており利用者の利便性はますます向上している。電子マネー対応のSuicaなどが利用できるものも増えてきた。

無料の場合は使用が終わった後に代金が返却される場合が多く、盗難防止のために利用される。

一般には、利用約款では、利用できない保存物もある。現金や有価証券、危険物、盗品、動物、においを発するもの、不潔なものなどだ。こういったものが預けられた場合は、警察に届けられてしまったり罰金が課される場合も多い。コインロッカーはビジネスとしても有望で、少ない土地を有効活用して現金収入が得られるため不動産投資の物件としても有望だ。

管理費がかからず、ほとんどメンテナンス不要で自動的にお金が入ってくるため、場所さえよければコインロッカーのニーズは高い。ただし場所によっては盗難や破損、今回の場合のように期限超過などのトラブルにも対応しなくてはならないため、一定の人的リソースは割く必要が生まれる。だが管理コストは他の不動産投資に比べて圧倒的に低く、魅力的な投資物件だといえるだろう。