ワーゲンのディーゼル車不正でとばっちりのマツダ「実は正直なメーカーだった」と海外の意見

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フォルクスワーゲンのクリーンディーゼル車(VW)を巡っての排ガス規制不正問題は、VWと全く関係ないトヨタなどの日本メーカーの株価が一時下がるなど、多方面で影響を及ぼしている。中でも同じクリーンディーゼル車を積極的に販売してきた日本のマツダは「ディーゼル車自体が不正があるのでは?」とのとばっちりを受けたが、ここへ来て海外の掲示板などで「実はマツダって凄いのでは?」「実は凄く正直なメーカーだったんだな」と話題になっている。

マツダはディーゼルエンジン自体に向けられた疑惑に対して「違法なソフトウェアや機能は一切使用していない」と声明を出した。日本でもCMなどでお馴染みの「スカイアクティブ」という技術で排ガスの有害物質を抑えることで環境基準をクリアしているマツダだが、今回のVWの不正事件を受け、「マツダは過小評価されているね。他のブランドになだれこんでVWのユーザーがマツダに飛びついてくれればいいのだが」「マツダは厳しい基準を理由に6ディーゼルをアメリカのマーケットには投入しなかった。今となっては彼らの正直者が明らかになったのだが」と、より厳しい排ガス規制を設けているアメリカでディーゼル車を販売しなかったことが不正をしていない証拠と指摘する声が上がっている。

その一方で「ハイブリットを使わないことに凄い自信を持っているね。個人的には彼らもEVやハイブリットに頼らないと排出規制テストを通過できないと思うけれど」とアメリカではどんどん厳しくなる排ガス規制には新しい技術が必要という指摘もあるが「でもディーゼル車に限らず他の不正が続くと思う、EV車の不正装置とかね」や「自動車の部品は今や多くのメーカーで同じ部品を使っているから、他の会社が似たような不正をしても不思議じゃないよね」と、今回のVWの消費者への裏切りへの疑惑は自動車業界全体に向けられているようだ。

https://youtu.be/jnAw2so9VnM


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