日本ではあまりお目にかからないシラミがフランスでは日常的だ。シラミ(アタマジラミ)とは人の頭部に寄生し血液を吸う昆虫で、直接髪の毛が触れた場合や帽子、スカーフ、クシ、ブラシの貸し借り、プールなどの脱衣所やタオルの共用をきっかけにうつる。感染者は幼稚園や小学校に通う集団生活をする子供に多い。仏テレビ局フランス5によれば、フランスの3歳から11歳の子供のうち、1割から2割が頭にシラミを持っているそうだ。フラ