海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「【ワースト1位は〇〇県】生涯通勤時間で年100万円損失!富裕層は絶対に住まない場所と適正な家賃の決め方を解説します!」と題した動画を公開した。
家賃を少しでも抑えようと、駅から離れた物件への引っ越しを考える人は少なくない。
宮脇氏は、こうした節約がかえって資産を減らしかねないとして、通勤時間をお金に換算する視点から適正な家賃の考え方を独自解説している。

宮脇氏はまず、スキルアップ研究所が2026年7月に公開した、通勤時間の生涯コストに関するレポートを紹介した。
1日の往復通勤時間が100分と全国ワースト1位の神奈川県では、25歳から65歳までの40年間で通勤時間がおよそ1万6330時間に達するという。
これは労働時間に換算して約8.3年分にあたり、最も短い山形県・宮崎県の往復56分とは1.8倍ほどの開きがある。
さらに、厚生労働省の統計による平均的な会社員の時給2310円で換算すると、神奈川県の通勤時間は年間およそ94万円、生涯で約3770万円分に相当すると指摘した。
なお、国土交通省も道路整備の判断に際し、国民の1時間をおよそ2600円と見積もっているという。

続いて宮脇氏は、家賃を月2万円下げるために、駅徒歩5分の物件から徒歩20分の物件へ移るケースを試算した。
往復30分の通勤増で年間122.5時間が余計にかかり、時給2310円で計算すると約28万円分の時間を失う計算になる。
一方で浮く家賃は年24万円にとどまるため、差し引きで年間およそ4万円のマイナスになるという。
20年間では、浮く家賃480万円に対し失う時間の価値は566万円に上り、差額は86万円に達する。
宮脇氏は、経営者がタクシーで移動するのも時間をお金で買う発想だと述べており、時給が高い富裕層ほど職場の近くに住む合理性は大きくなる。

そのうえで宮脇氏は、適正な家賃を決める手順として、自分の時給を出し、年間の通勤時間の差を求め、損益分岐点の時給と比べる3つのステップを示した。
損益分岐点の時給とは、損と得が釣り合う境目となる時給のことである。
先のケースでは、浮く家賃24万円を増える通勤時間122.5時間で割った1960円がこれにあたる。
時給がこれを上回る人は遠い物件に住むと損をし、下回る人は家賃の安さを優先するほうが合理的だという。
また、テレワークで出勤を週1日減らせば通勤時間は2割ほど減り、遠い物件が正解になる人も増えると補足した。
最後に宮脇氏は、損益分岐点は物件や収入などの条件で変わるため、自身の数字に当てはめて確かめてほしいと動画を締めくくった。

チャンネル情報

国内・海外不動産投資をする上で必ず知っておかないと損する裏技や極秘情報をお伝えします🏙 宮脇さき@海外不動産 個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動 登録者10万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営