1955年に創設されて以来、東野圭吾さん『放課後』や、野宮有さん『殺し屋の営業術』など、数多くの名作を世に送り出してきた「江戸川乱歩賞」。今年の受賞作は箕輪尊文さん『弾丸とヒマワリ』。元自衛隊員が二つの事件の「謎」に迫っていくノンストップ・サスペンスです。発売して間もない期待の注目作を、はたして識者はどう読み解いたのか。今回は瀧井朝世さんによる書評を紹介します。