チャンネル「シルマン王国」が、「【通勤中にご覧あれ】ビジネスに今すぐ役立つリベラルアーツ教養~シュルレアリスム宣言編~」と題した動画を公開。シャンソン歌手でドラァグクイーンのシルヴィア・ポンパドール・マンチェスター・テル子が、今後のYouTube更新頻度に関する重大発表を行うとともに、シュルレアリスムの名著や映画について解説した。

動画の冒頭、シルヴィアは「重大発表がございまして」と切り出し、火・木・土曜日の18時に動画を更新し、週3回の投稿を目指すと宣言した。これは、大ファンであるハロー!プロジェクトの生田衣梨奈が投稿頻度を増やしたことに影響を受けたという。その後、「オートマティスム(自動筆記)」になぞらえて、自ら回転しながら無意識の言葉を紡ごうと試みるが、フラフラになり「これはちょっと後悔ですね」とこぼす一幕もあった。

場所を移したシルヴィアは、NHK Eテレの番組『100分de名著』で8月に特集されるアンドレ・ブルトンの『シュルレアリスム宣言』のテキストを取り出した。その中で、ルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリが手がけた1929年の映画『アンダルシアの犬』を紹介。「女の片目を水平に切り裂く」という極めてショッキングな冒頭のシーンに触れ、これにより「映画というメディアが芸術へと昇華した」とテキストを読み上げた。また、同作は現在YouTubeで無料公開されていることや、タイトルはブニュエルが出版予定だった詩集から勝手に採用され、本編に犬は登場しないといった裏話も披露した。

さらにテキストを読み進め、「自分の欲望の群れを無政府状態に保てるかどうか」という一節について考察。「無政府状態」の意味について、大道具に火をつけて街中に転がすようなテロ的でアナキズムな行動を例に挙げつつ、最終的に「自分を完全に自分のものにする」ことだと結論づけた。シルヴィアは視聴者に対し、毎週月曜日に放送される『100分de名著』を一緒に見ようと呼びかけ、動画を締めくくった。

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