「GTOブランドを活かし切れなかったのが現実」視聴率で苦戦する復活版『GTO』の誤算
元テレビ局員の下矢一良氏が自身のYouTubeチャンネルで「【GTO復活】なぜ30年ぶりに?テレビ局が仕掛けた“親子2世代戦略”の誤算」を公開した。動画では、約30年ぶりに復活した人気ドラマ『GTO』を題材に、テレビ局の戦略と、それが視聴率の苦戦に繋がった構造的な誤算について鋭く切り込んでいる。
下矢氏はまず、1998年に放送され最終回の世帯視聴率が35.7%を記録した初代『GTO』を振り返る。暴走族上がりの教師が生徒を屋上から逆さ吊りにするなど、「今の基準では絶対に放送できないくらいむちゃくちゃ」な内容だったと指摘。一方、今回復活した新作では、エリート校を舞台に生徒全員にタブレットが配られ、生徒が教師を評価するシステムが導入されるなど、「かなり今流にアレンジされている」と解説した。
なぜこのタイミングで復活したのか。下矢氏は、主演の反町隆史氏が俳優生活30年の節目を迎えたことに加え、テレビ局側に「親と子で見てほしい」という「両獲り」の狙いがあったと分析する。しかし、実際の視聴率は初回こそ6.4%だったものの、回を追うごとに下落し、苦戦を強いられているという。その一方で、見逃し配信サービス「TVer」では過去最高の視聴数を記録しており、ネットとテレビで「真逆の結果が出ている」と語気を強めた。
視聴率が伸び悩む要因について、下矢氏は「視聴者の期待に応え切れていない」と断じる。初代『GTO』にあった型破りで爽快な部分がなくなり、生徒がチャットを使って集団で教師を追い詰めるような息苦しい設定になったことで、せっかくの「GTOブランドを活かし切れなかった」と指摘。時代に合わせた過度なアレンジが、本来の魅力を削ぐ結果になったと問題提起した。
最後に下矢氏は、テレビの本流ビジネスとしては「合格点ではない」としつつも、TVerという新しい視聴形態の台頭に言及。時代劇や過去の名作を現代に蘇らせるリメイクの難しさと、変化し続けるメディアの在り方を浮き彫りにする内容となっている。
下矢氏はまず、1998年に放送され最終回の世帯視聴率が35.7%を記録した初代『GTO』を振り返る。暴走族上がりの教師が生徒を屋上から逆さ吊りにするなど、「今の基準では絶対に放送できないくらいむちゃくちゃ」な内容だったと指摘。一方、今回復活した新作では、エリート校を舞台に生徒全員にタブレットが配られ、生徒が教師を評価するシステムが導入されるなど、「かなり今流にアレンジされている」と解説した。
なぜこのタイミングで復活したのか。下矢氏は、主演の反町隆史氏が俳優生活30年の節目を迎えたことに加え、テレビ局側に「親と子で見てほしい」という「両獲り」の狙いがあったと分析する。しかし、実際の視聴率は初回こそ6.4%だったものの、回を追うごとに下落し、苦戦を強いられているという。その一方で、見逃し配信サービス「TVer」では過去最高の視聴数を記録しており、ネットとテレビで「真逆の結果が出ている」と語気を強めた。
視聴率が伸び悩む要因について、下矢氏は「視聴者の期待に応え切れていない」と断じる。初代『GTO』にあった型破りで爽快な部分がなくなり、生徒がチャットを使って集団で教師を追い詰めるような息苦しい設定になったことで、せっかくの「GTOブランドを活かし切れなかった」と指摘。時代に合わせた過度なアレンジが、本来の魅力を削ぐ結果になったと問題提起した。
最後に下矢氏は、テレビの本流ビジネスとしては「合格点ではない」としつつも、TVerという新しい視聴形態の台頭に言及。時代劇や過去の名作を現代に蘇らせるリメイクの難しさと、変化し続けるメディアの在り方を浮き彫りにする内容となっている。
YouTubeの動画内容
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略歴:PR戦略コンサルタント。テレビ東京に入社し『ワールドビジネスサテライト』『ガイアの夜明け』を製作。その後独立し、中小企業を中心に広報・PRの支援にあたる。