YouTubeチャンネル「守鍬 刈雄のお暇なら映画でも」が、「オデュッセイアの基礎知識7 #オデュッセイア #クリストファーノーラン #すぐわ #映画 #守鍬刈雄」を公開した。動画では、「トロイア戦争」の転換点となるアキレスの親友・パトロクロスの死と、その後の凄惨な復讐劇について詳しく解説している。

ギリシャ最強の英雄アキレスは、総大将アガメムノンに激怒して「俺はもう戦わない」と戦線を離脱していた。その結果、ギリシャ軍はトロイア軍に陣地まで攻め込まれ、窮地に陥る。それでも動かないアキレスを見かねた親友パトロクロスは、「せめてお前の鎧を貸してくれ」と提案。アキレスの鎧を着て出陣し、敵にアキレスが復帰したと勘違いさせる作戦に出た。

作戦は的中し、トロイア軍はパトロクロスの姿に恐怖して混乱する。ギリシャ軍は一気に形勢を逆転させた。しかし、勢いに乗ってトロイアの城壁まで迫ったパトロクロスの前に、トロイア最強の英雄・王子ヘクトルと、神のアポロンが立ちはだかる。2人から攻撃を受けたパトロクロスは討ち死にし、アキレスの鎧もヘクトルに奪われてしまう。親友の死を知ったアキレスは、自分が戦いを拒んだせいで最も大切な男を死なせてしまったと崩れ落ちた。

ここでアキレスの怒りの矛先は、アガメムノンからパトロクロスを殺したヘクトルへと完全に変わった。アガメムノンと和解したアキレスは、鍛冶の神ヘーパイストスに新しい鎧と盾を作らせ、戦場へ復帰する。次々と敵を薙ぎ倒し、ついにヘクトルとの一騎打ちを迎えると、アキレスは圧勝して彼を討ち取った。復讐を果たしたアキレスは、ヘクトルの遺体を戦車に繋いで城壁の周りを引きずり回したが、トロイア王の悲痛な懇願を受け、遺体を返還して11日間の休戦とした。アキレスの個人的な怒りと悲しみが、戦局を大きく動かしたエピソードである。

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