海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「【全滅相場】株・金・ビットコインが同時暴落する本当の理由!それでも資産が減らない人の共通点4選」と題した動画を公開した。
2026年に入り、米国のAI半導体株からゴールド、暗号資産までが足並みをそろえて値を下げる展開が続き、投資家の間で戸惑いが広がっている。
宮脇氏は、種類の異なる資産が同時に売られる理由と、それでも資産を減らしていない人の共通点について、その背景や個人投資家への影響を独自解説している。

宮脇氏はまず、下落の規模を具体的な数字で示した。
米エヌビディアは5月の高値から約2割下落し、韓国のサムスン電子は2026年4~6月期の営業利益が前年同期比1810%増という記録的な決算を発表しながら、当日の株価は6.92%も急落した。
ゴールドも1月の最高値5598ドルから7月時点で4010ドル前後まで、約28%下げている。
これらに共通する要因として宮脇氏が挙げたのが実質金利、つまり名目金利からインフレ期待を差し引いた実質的な利回りである。
米10年国債の利回りは約4.57%、市場が織り込むインフレ期待は2.3%で、実質利回りは2%を超える。
現金や国債に年4%以上の利息が付く局面では、利息を生まないゴールドや暗号資産、利益が出るのが先の成長株ほど見劣りすると説明した。

続いて、この相場でも資産が大きく減っていない人の共通点として4つのパターンを挙げた。
1つ目は、現金や短期国債、MMFを資産全体の10~20%程度確保し、下落局面ですぐ動かせる余力を残している人である。
2つ目は、AI半導体のような単一テーマや特定の国に集中せず、不動産や債券、実物資産にも分けていた人。
3つ目は、値上がり益ではなく家賃収入のようなキャッシュフローを軸に据え、安値で売却を迫られない資金体力を持つ人。
4つ目は、ドル建てなど通貨を分散し、円換算での目減りを相殺できていた人である。
これは資産規模の大きい富裕層に限った話ではなく、積立を始めたばかりの一般層にも共通する視点だと言える。

なお宮脇氏は、JPモルガンが7月3日に第4四半期の金価格見通しを6000ドルから4500ドルへ引き下げた点にも触れ、金利の高止まりを前提とした見直しがプロの間でも進んでいると指摘する。
そのうえで、含み損を抱えた人ほど慌てて投げ売りせず、下落がその資産固有の問題なのか、金利という市場全体の動きなのかを切り分けるよう促した。
最後に宮脇氏は、「この下落の要因を切り分けてもらって、皆さんのポートフォリオの見直しをしていただけたら」と動画を締めくくった。

チャンネル情報

国内・海外不動産投資をする上で必ず知っておかないと損する裏技や極秘情報をお伝えします🏙 宮脇さき@海外不動産 個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動 登録者10万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営